米Palmは7月16日(現地時間)、webOS向けアプリケーションの開発キット「Mojo Software Development Kit(SDK)」の提供を開始した。開発者向けサイトwebOSdevからダウンロード入手できる。

Palmは今年4月から早期アクセスプログラムに参加している数千人規模の開発者にMojo SDKを限定提供してきた。今年6月に米SprintがwebOSを搭載した初の多機能携帯電話「Palm Pre」を発売開始。ベータサービス段階のwebOS搭載端末向けアプリストア「App Catalog」では、配信アプリ数が約30本と少ないにもかかわらず、わずか6週間で累積ダウンロード数が180万件を超えた。webOSプラットフォームに対するユーザーの関心の高さが伝わってくる。

App Catalogには、まもなく早期アクセスプログラムに参加している開発者が作成したアプリが追加される。また今年秋にApp Catalogへのアプリ登録が全ての開発者に開放される予定だ。

4月に開催されたWeb 2.0 ExpoでMojo SDKを説明するMichael Abbott氏