アートユニットのEXONEMO(エキソニモ)は、Webサイト上の認証システム「CAPTCHA」でカスタムTシャツを作れるオンラインサービス「EXONEMO ANTIBOT T-SHIRTS」を開始した。

EXONEMOは、実験的なウェブ作品やインスタレーション、自作装置によるライブパフォーマンスなど、多種メディアを横断した活動を国内外で展開する千房けん輔と赤岩やえによるアートユニット。今回、EXONEMOの新しい試みとして考案されたのが、画面上の文字や数字の入力を通してボットではないユーザ本人の利用を確認する仕組み、CAPTCHAを利用してカスタムでTシャツが作れるというサービス「EXOEMO ANTIBOT T-SHIRTS」。

Webサービスの認証システムCAPTCHAがそのままTシャツのデザインになる

同サービスでは、好きなテキストを入力し、ボタンを押すとランダムにCAPTCHAが生成され、気に入ったデザインが出来上がったら、そのままオーダーすれば約1週間後にはTシャツが手元に届くというもの。サイズはもちろんのこと、オプション機能として、全41色にわたるTシャツの色や文字の色を選ぶことができる。

また、オーダーしたデザインをWeb上に公開し、他ユーザと共有することも可能。デザインを共有した場合は、価格が500円ディスカウントされるうえ、他ユーザも同じデザインのTシャツを作ることができる。価格は、4,000円。デザインを共有する場合は3,500円。詳細はこちら

サイト上で好きな文字を入力、気に入ったデザインが生成されるまでは何度も試すことができる(写真左)。デザインは共有可能。共有しなければ、そのデザインは自分で独占するということに(写真中、右)