iPhone 3G Sの出だしは好調

英国の携帯キャリアであるO2は6月19日(現地時間)、同日より販売開始されたiPhone 3G Sの初日の販売台数がiPhone 3Gの初日の実績を上回ったと発表した。販売は1年前の約50%増で、客足は通常時の10倍、オンラインサイトのページビュー(PV)は150%増を記録しているという。また販売はブラックモデルのほうが好調で、ホワイトとの比率は3:1程度だ。

iPhone 3G Sは6月19日に米国、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、スイス、英国の計8ヶ国で世界に先駆けて販売が開始されている。同日に発売された米国ではアクティベーション停滞などのトラブルに見舞われたものの、提供キャリアであるAT&Tの予約状況で数十万台、アナリストらの推測によれば最初の週末で50万台の販売を見込んでいるなど、販売に関しては順調な滑り出しを見せている。O2からの報告で英国でも順調なスタートを切っていることが判明し、同様の盛り上がりが日本を含む他国でも期待できそうだ。