NTT東日本は5月27日、6月から環境負荷低減に向けた新たな取り組みとして、 「NTT東日本グループアクトグリーン21」の展開とNTT東日本本社ビルのグリーン化を進めていくことを発表した。

NTT東日本グループアクトグリーン21では、グループ各社の社員などに対し、「eco検定受験」、「我が家の環境大臣への登録」、「エコバッグの利用」、「地域清掃活動への参画」などを推奨し、様々な場面で環境負荷低減につながる取り組みを推進していく。

例えば、eco検定については、会社が合格者に対して受験費用・奨励金を支出するなど、社員の環境意識の向上につなげる支援を順次開始する。

上記取り組みを活性化させるため、毎月5日を「NTT東日本グループ環境デー」、毎年6月を「NTT東日本グループ環境月間」とする。前者は本年6月5日を皮切りに、グループ各社で職場の省エネ一斉点検やビル周辺の清掃活動などを集中的に実施する。また、後者では社員等の環境意識啓発などを進め、本年はeco検定受験の勧奨や環境e-ラーニングなどを展開する予定。

NTT東日本本社ビルのグリーン化としては、本社ビル低層棟の屋上で緑化を進めるとともに、太陽光発電システムの設置、LED照明の導入を行う。また、低層棟屋上の緑化エリアの一部で「グリーンポテト」(栽培の容易さを活かした、サツマイモ水気耕栽培による屋上緑化手法)を展開し、収穫時期には近隣コミュニティと連携した収穫祭の実施など、地域社会との交流も図る。

今回の環境活動強化のスタートにあたって、6月5日にキックオフイベントを行うが、同イベントに伴い排出するCO2はグリーン電力証書によりオフセットされる予定だ。

NTT東日本本社ビルグリーン化完成イメージ図