マイスターは26日、「Microsoft Office Visio 2007」(以下、Visio)で作成された平面図を立体(3D)化して出力するアドイン形式ソフトウェア「ViXAM(ヴィグザム)」を6月1日から発売すると発表した。予定価格は15万円。

同ソフトは、 Visioで作成された平面図の内容からXAMLファイルを生成する独自のエンジンを搭載。出力されたXAML形式の立体図は、付属する専用ビューアソフト「ViXAMViewer」で表示でき、マウス操作で視点の位置を自由に変えることが可能という。同ビューアソフトは同社Webサイトから無償でダウンロードできるので、「ViXAM」をインストールしていない環境でもファイルの内容確認が可能とのこと。

Visioで作成された平面図(左)を「ViXAM」によって立体化(右)

同ソフトで立体化が行えるのは、同ソフトに付属する図形(シェイプ)に限られるが、製品パッケージには標準で500個以上のオフィス家具図形(シェイプ)が同梱されており、様々な用途で活用できるという。また、ウォークスルー機能を搭載しており、Visioの図面上で描いた線に沿ってアニメーション表示が行えるとしている。

Visioの図面上で描いた線(左)に沿ってアニメーション(右)を表示するウォークスルー機能

動作環境は、OSがWindows Vista(SP1以上)もしくはWindows XP(SP3以上)で、Microsoft .NET Framework 3.5(SP1以上)が必要。Microsoft Office Visio 2007はすべてのエディションに対応する。