NTTドコモは5月18日より、原則として個人契約の契約回線数を5回線までに制限すると発表した。新規申込みと名義変更が制限の対象で、すでに契約済みの回線は対象外となる。

今回の契約回線数の制限は、振り込め詐欺の被害が社会問題化していることを踏まえ、同一名義の大量不正契約の防止を図るもの。1月15日に携帯電話・PHS事業者連名が発表した「携帯電話・PHSの不正契約の防止を強化する取り組み」のひとつで、契約回線数の制限のほか、回線契約時の本人確認の強化なども行う。この取り組みは、NTTドコモのほか、KDDI、ソフトバンクモバイル、ウィルコム、イー・モバイル、ウォルト・ディズニー・ジャパンなどの通信事業者も実施するとしている。