神奈川県警は1日、児童ポルノの投稿サイトにアフィリエイト広告を仲介したとして、児童買春・児童ポルノ禁止法違反のほう助容疑で、大阪府のインターネット広告代理店社長を横浜地検小田原支部に書類送検した。同法違反に関連して広告代理店側が摘発されるのは全国で初めて。

神奈川県警では、携帯サイトとして開設されたある児童ポルノ投稿サイトに関し、2008年~2009年にかけ、順次投稿者などを逮捕。サイト管理者を含め、17人が摘発された。

捜査の過程で、同サイトの収益源としてサイトに貼り付けられていたアフィリエイト広告の存在が浮上。

今回、この広告を仲介していたインターネット専門広告代理店の社長を、4月1日付で横浜地検小田原支部に書類送検した。