JavaScriptトラップを回避するための機能、リチャードストールマン

    後藤大地  [2009/03/25]

    The GNU Operating System

    Richard Stallman氏がWebアプリケーションの『free』について意見を発表した。The Javascript Trapにまとめられている。人々は気がつかないうちに『non-free』なプログラムをWebブラウザを経由して使っている可能性があり、フリーなWebブラウザはそうらならないようにするための機能に対応すべきだという内容になっている。

    JavaScriptのソースコードをフリーソフトウェアライセンスで公開したとしても次の問題があると氏は指摘する。

    • ミニファイやコンパクションが適用されたJavaScriptは可読性が低くプログラムの書き変えを提供するという目的を果たせない
    • フリーライセンスのもとでJavaScriptのソースコードが公開されていても、オリジナルのコードと改変したものを置き換えて使うための簡単な方法が用意されていない
    • そのソースコードはフリーライセンスかもしれないが、そこから読み出されるほかのコードはフリーライセンスのものではないかもしれない

    これに対しRichard Stallman氏はフリーなWebブラウザで次の機能を提供するべきだと説明している。

    • フリーではないJavaScriptソースコードを読み込んだ場合にそのまま実行するのではなく、そのことをユーザに告知するといった機能を追加する
    • JavaScriptソースコードを改変したものへ置き換えるための簡単な機能を追加する

    なおThe Javascript Trapでは謝辞の対象にjQueryのJohn Resig氏の名前が上がっている。

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