HTML5ワーキングドラフト最新、Web Forms 2.0吸収で完全体近づく

    後藤大地  [2009/02/27]

    A vocabulary and associated APIs for HTML and XHTML

    HTMLの5つめの改訂バージョン『HTML5』の策定は活発に続いている。1年以上前となる2008年1月22日付けで最初のワーキングドラフトが公開され、今年に入ってから2月12日付けで最新のワーキングドラフトが公開された。当初の予定にしたがえば2009年中にワーキングドラフトから準備リコメンデーションにうつり、2010年にはW3C勧告が登場する見通しだ。

    HTML5はもともとHTML4と互換性を保ちつつWeb Applications 1.0Web Forms 2.0の機能統合を目指していた。そして今回のワーキングドラフトの公開に合わせて『Web Forms 2.0』はその職務を終了した。Web Forms 2.0の内容はHTML5に統合されている。今からWeb Forms 2.0を見に行ってもすでに空だ。以降はHTML5を参考にすることになる。

    HTML5ではWebアプリケーションの開発を容易にするための新機能や新しい要素の追加が検討されている。たとえば2D描画を実施するためのAPIが追加されるほか、オーディオやビデオを組み込みための要素、拡張されたフォームなど。こうした機能はリッチコンテンツの実現を簡単にするほか、RIAの開発を容易にする。またHTMLドキュメントをハンドリングする方法やエラーをリカバーする方法などの規則も規定することでソフトウェア開発のコストを削減し、相互運用性を向上させる狙いがある。

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