ストリーミングや動画配信を中心としたホスティング事業を展開するストレンは22日、同社が提供するWindows専用サーバのオプションサービスとして、アドビ システムズの最新Flashストリーミングサーバ「Flash Media Streaming Server 3.5(FMS3.5)」をインストールできるサービスの提供を開始したと発表した。

Flash Media Streaming Server 3.5(FMS3.5)は、ストリームの帯域幅や同時接続ユーザー数は無制限で、前バージョンのFMS2と比較してもパフォーマンスを向上。RTMP(Real Time Messaging Protocol)の暗号化機能を強化したRTMPEを採用し、暗号化されたH.264ストリーミングにも新たに対応している。

ストレンが今回提供を開始した新サービスの名称は、「Flash ストリーミングプラス」。UCOMの1Gbps(ベストエフォート)回線を利用する「Windows専用サーバ 標準コース」のオプションサービスとして、FMS3.5の追加インストールが可能となっている。価格は、初回のみ追加で105,000円(消費税込)。

同サービスを利用すれば、「100Mbpsを超えるFlashライブストリーミング配信を低コストで行うことが可能」(ストレン)となっている。

さらに同社では、Flash ストリーミングオプションサービスを利用する顧客を対象に、ライブとオンデマンドで利用できるストレン独自のFlash Player(ストレンビデオプレイヤー)を無償提供。

プレイヤーの大きさ(ビデオ表示領域)の縦横サイズや色を自由に変更したり、ビデオ再生前と再生後に、指定した画像を表示できる機能などを備えている。