ドロップシッピングサービスを展開するもしもは17日、ECサイト運営者から商品購入者に対し、簡単にメールマガジンを配信出来るサービス「メルダス」の提供を、18日から開始すると発表した。ドロップシッピングとは、ECサイトの閲覧者が商品を購入した場合、ECサイト運営者が直接商品発送を行うのではなく、製造元や卸元が発送を行うサービス。

「もしもドロップシッピング」紹介ページ画面

もしもは、ECサイト運営者が「無在庫」で商品の販売をすることができるドロップシッピングサービス「もしもドロップシッピング」を提供。

今回、同サービスを利用するECサイト運営者を対象に、5つの手順で簡単にメールマガジンを顧客に配信出来るサービス「メルダス」を開始した。

メルダスは、もしもが持つ顧客属性情報をもとに、「もしもの会員であるECサイト運営者個々の人力によるアナログレコメンドによって、メルマガ配信を実現するサービス」(もしも)。

具体的には、(1)もしもが持つ「購入商品名」「購入商品のカテゴリ」「購入日時」「購入回数」「性別」「年齢」の顧客属性情報を見て、メールマガジンの配信先を決定。(2)送信するメールマガジンのテンプレートを選択し、(3)メールマガジンの件名を決定する。

さらに、(4)メールマガジンに掲載するおすすめ商品を選択した上で、(5)メールマガジンを送信する、という仕組みになっている。

もしもドロップシッピングに会員登録をしている人なら利用可能で、利用料は無料となっている。

同社では、「このサービスによって、ショップオーナーは顧客をリピーターにする機会が生まれ、売上の向上と安定化が見込まれる」。また、「顧客にとっても、必要な時に必要な情報が手に入る良質な情報媒体として利用できる」としている。