三菱電機インフォメーションテクノロジーは2日、同社の統合ログ収集・分析システム「LogCatcherシリーズ」新製品として、デジタルアーツのWebフィルタリングソフト「i-FILTER」のWebアクセスログに対応した「LogCatcher for i-FILTER」を12月4日に発売すると発表した。年間使用料は初年度が71万4,000円(税込)から、次年度が39万9,000円(税込)からとなっている。

新製品は、i-FILTERが生成するログデータの収集、圧縮、長期保管、高速検索および37種類のテンプレートの標準搭載が特長だ。

i-FILTERのログからインターネット経由で「誰が」「いつ」「どのサイトから」「何をした」の一連の動作を監視し、セキュリティ監査・追跡レポートを作成でき、企業内のセキュリティ対策強化を支援するという。

新製品のWebアクセスログは同一シリーズであるLogCatcherの各種セキュリティログとの一元管理が可能であり、WebアクセスログとクライアントPCの操作監視ツールのログと合わせて特定時点のより詳細な事象把握が可能になるなど、一元管理する各種のセキュリティログから多様な角度でのログ検索や分析・レポーティングができるとしている。

LogCatcher for i-FILTERのシステム構成

標準搭載のテンプレートは「Webブロック明細」「ユーザー別Webリクエストサイズ集計」など、目的に応じて導入後すぐに使用できるという。テンプレートは自由に変更可能で、導入企業の要件に応じたセキュリティ監査・分析レポートを作成できる。レポートはExcelまたはWebブラウザで閲覧可能だ。