カプコンより12月18日にリリース予定となっているプレイステーション 2向けの対戦格闘『Fate/unlimited codes』。今回は、ゲームに登場するキャラクターたちとその技の数々を一部紹介。各キャラが持つ個性的な魔術や宝具などが、必殺技として再現されている点に注目だ。なお、PS2版には、アーケード版で隠しキャラクターとして登場したキャラももちろんスタンバイしている。

疾風の蒼き槍兵「ランサー」

高い瞬発力と白兵戦の能力を備え、必中必殺の紅い魔槍を持つ。口は悪いが根は実直で、己の信念と忠義を重んじる英霊。因果を逆転し「敵の心臓に命中する」という事実を作った後に攻撃する「刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)」を持つ。

リーチの長い攻撃と、俊敏さを生かした手数の多い攻撃がウリのランサー。「刺し穿つ死棘の槍」の演出は必見だ。

■聖杯超必殺技「突き穿つ死翔の槍(ゲイボルク)」
ランサーの聖杯超必殺技。始動技となる蹴りでふっとばし、無防備な状態の相手にゲイボルクが突き刺さる!

妖艶なる黒き蛇「ライダー」

英霊の中でも有数の機敏性と筋力を持ち、疾風の如き襲撃と豪快な力技で敵対者を打ち倒す。その名の通り高い騎乗能力を持ち、豊富な宝具を用いる。また、魔眼封じの目隠しの下には石化の魔眼「キュベレイ」を有している。

チェーンを使って相手を引き寄せたり、トリッキーな技で相手を急襲するのがライダーのスタイル。「ブレイカーゴルゴーン」で魔眼封じを外している時に300%魔力開放を行うと、相手の動きを遅くすることができる。

■聖杯超必殺技「騎英の手綱(ベルレフォーン)」
始動技となる魔眼での凝視が相手にヒットするとライダーの前に魔方陣が展開、天馬が召喚され相手を吹き飛ばすという、魔眼・キュベレイと騎英の手綱のコンビネーション技だ。

無名の侍士「アサシン」

暗殺者のクラスでありながら、「物干し竿」と呼ばれる刀から繰り出される剣技で他のサーヴァントと真っ向から渡り合う。純粋な剣技を魔法域の事象にまで高め、「まったく同時に」三つの斬撃を繰り出し敵を斬るという必殺の「燕返し」を駆使する。

一度相手を間合いに捉えれば、物干し竿のリーチを生かした連携で一気に相手追い詰めることができる。超必殺技の「秘剣・燕返し」は密着状態ならガード不能となる脅威の技だ。

■聖杯超必殺技「秘剣・燕舞」
アサシンの聖杯超必殺技。始動技となる斬撃がヒットすると、高速の連続斬り抜けを行い、トドメに燕返しを放つ。

神代の魔術師「キャスター」

女性の英霊で、神代にしか存在しない高等な魔術を自在に操る。扱う魔術は多種多様で、魔法の域に達するほどの圧倒的な威力を誇る。

全キャラクター中最多の必殺技を持つキャスターは飛び道具系の必殺技を豊富に持ち、離れた位置から一方的に攻撃できるのが強みだ。設置トラップ系の技も豊富に持っているため、プレイヤーの智略が重要となるキャラだ。

■聖杯超必殺技「ヘカティック・グライアー」
相手の足元に魔法陣を発生させて攻撃、魔法陣が命中するとキャスターが上空に飛び上がり、無数の光線が相手に降り注ぐ。トドメは極太の光線による掃射だ。

最古の英雄王「ギルガメッシュ」

本来存在するはずのない8人目のサーヴァント。その正体は、世界の全てを有したと言われる人類最古の英雄王ギルガメッシュ。「王」を自称し、傲岸不遜で傍若無人。あらゆる宝具の原典を所持し、それらを矢の様に撃ち出して敵を射抜く。

無数の宝具を打ち出せる「バビロン」と、近接攻撃に特化した「エア」のモードを切り替えて戦うことができる。モードの切り替えには相応の読みとテクニックが要求されるが、使いこなすことができればかなりの強さを発揮する。

■聖杯超必殺技「天地波濤す終局の刻(ウト=ナビシュテム)」
相手に向けて放ったエルキドゥが命中すると技が発動。様々な宝具をバビロンから取り出しつつ連続攻撃し、その後エルキドゥで相手を完全に拘束し、身動きが取れないところにゲート・オブ・バビロンを打ち込むという技だ。神性が高いキャラを相手にした場合はトドメがエヌマエリシュとなる。

怒涛の破壊者「バーサーカー」

"バーサーカー(狂戦士)"の英霊。狂化によって理性を失うことで、力を攻撃のみに特化させており、圧倒的な破壊力を持つ。巨大な斧剣を軽々と振るい、あらゆるものを粉砕する。

間違いなく本作No.1のパワーキャラだ。斧剣によるリーチも相当なものがあるが、一部の通常技や必殺技にスーパーアーマー特性がついているため、相手の攻撃を受けてもひるまずに反撃できる。スピードと手数の少なさはパワーで押し切れ。

■聖杯超必殺技「射殺す百頭(ナインライブズ)」
始動技となる斧剣での攻撃が命中すると、バーサーカーの宝具「射殺す百頭(ナインライブズ)」が発動、高速の斬撃により相手をメッタ斬りにする。なんと100ヒットを叩き出 す。

代行者「言峰綺礼」

今回の聖杯戦争の監督役を務める言峰教会の神父。教会の人間でありながら魔術師でもあり、遠坂凛の兄弟子。教会の思惑を受けて前回の聖杯戦争にも参加している。悪として生まれついた自身と"この世全ての悪(アンリマユ)"とを重ねて見ており、その誕生を見届けようとしている。

長身から繰り出されるリーチの長いパンチとキック、中国拳法をベースとしたバリエーションの豊富な連携が綺礼の武器。使用数に制限のある黒鍵(こっけん)を相手に意識させ、常にプレッシャーを与え続けるべし。

■超必殺技「黒蛇現照(アジダハカ)」
魔力ゲージを100%消費する超必殺技。聖杯から溢れる泥をオーラのように身に纏い、不用意に接近した相手を攻撃する。

マキリの杯「間桐桜」

穂群原学園での士郎の1年後輩で、妹のような存在。前回の聖杯の破片から作られた蟲を身体に植え付けられており、今回の聖杯戦争におけるもう1つの聖杯でもある。大聖杯の中に留まる"この世全ての悪(アンリマユ)"との契約の影響で、人格まで変貌した禍々しい姿となってしまう。

黒い触手による予測不能な攻撃を得意とする。リーチが長く多段ヒットする通常技によるラッシュは脅威の一言。歩行速度が遅いのが唯一の欠点だが、瞬間移動技や飛び道具を駆使して相手に詰め寄ろう。

■聖杯超必殺技「呪層界・悪心祝祭(アート・アンリマユ)」
始動技が相手に命中すると、聖杯から溢れる泥の中から影の巨人が出現。黒い触手で拘束し、身動きが取れないところに影の巨人からの無慈悲な攻撃が行われる。

淑女のフォークリフト「ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト」

フィンランドの魔術の名門であるエーデルフェルト家の現当主。魔術協会の本部(時計塔)における遠坂凛のライバル。格闘技が大好きでレスリングの使い手。凛と同じく宝石魔術とガンド撃ちを得意とする。

凛同様に宝石魔術を得意とするが、ルヴィアは専ら打撃攻撃での使用を得意とする。打撃だけでなく、タックルからの投げ技なども持っているため、打撃をちらつかせてガードを誘い、投げ技で一気に決めてしまおう。

■超必殺技「エーレガンド・セレブリティ」
魔力ゲージを100%消費し、両手でガンドを高速連射する飛び道具系の超必殺技。必殺技のガンドの上位版とも言え、非常に使いやすい性能を持つ。空中でも使用可能だ。

■超必殺技「淑女のフォークリフト」
魔力ゲージを100%消費して出すことができる超必殺技。始動技となるソバットが相手に命中すると、連続投げに移行する。ジャイアントスイングで相手を振り回し、上空に放り 投げたところをキャッチ、相手の脳天を地面に叩きつける淑女らしからぬ大技だ。

■聖杯超必殺技「アルティメティー・エーデルフェルト」
ルヴィアの聖杯超必殺技。氷の魔術宝石で相手の動きを封じ、相手の周囲を華麗に舞いながら風の魔術宝石で攻撃。吹き飛んだ相手の足元に炎の魔術宝石を投げ込むと同時に飛び上がり、相手を地面の魔術宝石に叩きつけるという華麗な技だ。

ゲームタイトル Fate/unlimited codes (フェイト/アンリミテッドコード)
対応機種 プレイステーション 2
ジャンル 対戦格闘
発売予定日 2008年12月18日
価格 10,490円 (SP-BOX / 限定版)
7,340円 (通常版)
CEROレーティング 審査予定
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