Fedoraプロジェクト関連のRPM Fusionチームは3日、パッケージ配布サイト「RPM Fusion」を公式にオープンしたと発表した。今後、FedoraおよびRed Hat Enterprise Linuxを対象に、パッケージ集積所 (リポジトリ) として活用される。
RPM Fusionには、これまで個別に活動を続けてきたリポジトリサイト「Dribble」と「Freshrpms」、「Livna」のパッケージを集約。パッケージのメンテナンスなどリポジトリごとに行われていた活動は、今後RPM Fusionに引き継がれる。
リポジトリは、オープンソースの「free」とそれ以外の「nonfree」の2系統が設けられ、freeではFedora Linuxに収録できないパッケージが管理される。nonfreeには、ATIやNVIDIA製ビデオカードのドライバなどソースコード非公開のソフトや、MP3関連アプリやDVD復号化ソフトといったライセンスの問題でLinuxディストリビューションに収録することが難しいパッケージが割り当てられる。