コーエーより、10月23日の発売が予定されているニンテンドーDS向け合戦アドベンチャー『采配のゆくえ』。その主人公である石田三成が持つ特殊な能力を使用したパズル感覚で楽しめるモード「天眼」についての情報を紹介しよう。

他人の心を読む能力「天眼」

「天眼」とは、石田三成が持つ他人の心を読む能力。「説得」では、説得対象の人物一人の心を読むだけだったが、成長した「天眼」は、戦場に展開する、敵と味方すべての武将の心を読むことができる。それによって、味方がどう動けば、敵がどう動くのか……を予測することができるのだ。

戦場にいる人物の心の中を読むことができる

心が読めれば、敵がどう動くのかがわかる

「天眼」状態のときには、地図の上にある味方の駒を、任意に動かすことが可能。駒を一回動かすごとに、敵の駒もそれぞれの目的に従って動く。これを繰り返すことで、敵味方の陣形を誘導し、一発逆転の大打撃を与えられる陣形に導いていく。

それぞれの行動を考えて駒を進める

目的の陣形に相手の駒が並んだ……

限られた手数のなかで、最終的な陣形へ導く必要があるが、正解がみつかるまで、何度でも挑戦可能となっている。

正解がわかったら実行だ

『采配のゆくえ』の登場キャラクターを紹介

史実では関ヶ原の戦いのキーマンとなった武将「小早川秀秋」など、DS『采配のゆくえ』に登場するキャラクターを紹介しよう。なお、これまでにも何度かキャラクターを紹介しているが、本作には固有のグラフィックを持った人物がまだまだ登場するのだ。

―笑顔の裏に隠された……―
小早川秀秋 (こばやかわひであき)

―豊臣家の象徴―
淀殿 (よどどの)

西軍の武将。かつて、豊臣秀吉の後継者候補だった人物。嫡子・秀頼の誕生とともに、歳若くして、三十万石余の大大名となる。西軍の主力となる大兵力を率いている

豊臣秀吉の妻。嫡子・秀頼の母。まだ幼い秀頼に代わり、豊臣家の象徴として、気丈にふるまっている

―激情の貴公子―
細川忠興 (ほそかわただおき)

―悲劇の白百合―
細川ガラシャ (ほそかわがらしゃ)

豊臣家の家臣の中でも、重要な立場にいたが、「関ヶ原の戦い」が始まる以前の、とある事件のことで、深く石田三成を恨むことになる石田三成を討つため、東軍に属す

細川忠興の妻。美しい容姿と、西洋の文化への造詣が深いことで知られる。「関ヶ原の戦い」が始まる以前、とある事件に巻き込まれる

―豪勇無双―
本多忠勝 (ほんだただかつ)

徳川家康の家臣。優れた武で知られる。「戦場で一度も傷を負ったことがない」とも。家康を心から尊敬し、また、家康からの信頼も厚い

『采配のゆくえ』の公式サイトにおいて現在、「Web体験版」が公開されている。Web体験版では、ゲーム序盤の「合戦パート」及び宇喜多秀家を相手とした「説得モード」の一部を実際にプレイすることができるので、一度チェックしてみよう。なお、「Web 体験版」は、ゲームの流れの一端を試せるもので、製品版と比べ、演出やシナリオ、音質などが簡略されている。実際の製品のものとは異なることをあらかじめ注意しておきたい。

ゲームタイトル 采配のゆくえ
対応機種 ニンテンドーDS
ジャンル 合戦アドベンチャー
発売予定日 2008年10月23日
価格 5,040円
CEROレーティング A (全年齢対象)
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