ラックとRSAセキュリティは、ログ管理分野で協業し、RSA社の統合ログ管理アプライアンス「RSA envision」を利用したソリューションを共同で提供していくと発表した。

具体的には、ラックはRSA社と「RSA envision」の販売代理店契約を締結し、アプライアンスの販売を行うと同時に、同社が長年にわたって蓄積してきた運用監視サービスにおけるセキュリティログ分析のノウハウを利用し、RSA envisionが収集したログの統合・分析を行い、その結果から、ユーザーの組織に内在するセキュリティリスクを特定し、リスクが顕在化する前に実施すべき対策に優先順位をつけた月次レポートとして報告する。このレポートによりユーザーは、PDCAサイクルに則った内部脅威対策を実施できるという。

RSA社の統合ログ管理アプライアンス「RSA envision」

また、ラックとRSAセキュリティは、今後共同でプロモーション活動を行い、その第1弾として、9月3日に「アクセスログは集めるだけで終わらせるな~ログを価値ある情報に変える"見える化"の実践~」と題するセミナーを共同開催する。