アライドテレシスは11日、ギガビットイーサネット(GbE)スイッチ「CentreCOM GS916XL/GS924XL」を発表した。13日より出荷開始される。標準価格は4万2,800円から。

CentreCOM GS916XLは10/100/1000BASE-Tポートを16個、CentreCOM GS924XLは10/100/1000BASE-Tポートを24個それぞれ装備している。また、2製品ともにフロントパネルのコンフィグレーションスイッチの手動設定で、ポートをMDIもしくはMDI-Xへ強制的に固定し、ケーブルの誤接続によるリンクアップを防止することでループの発生を未然に防ぐ「Force MDI」に対応している。

コンフィグレーションスイッチではForce MDI以外に、10/100/1000Mbps、Full Duplex/Half Duplex、フローコントロールON/OFFの手動設定ができるので異種ベンダ間接続の場合も任意のモードで固定接続が可能となっている。

また、EAPパケットを含むマルチキャストパケットの透過/非透過も切り替えることができるので、802.1X認証を行っているレイヤ2/3スイッチと端末間に設置する事が可能だ。

さらに、通常運用時より消費電力を抑える省電力機能をサポートしており、リンクダウン中のポートの消費電力を制限することで従来製品より最大電力削減率80.3%を実現している。

なお、同社では10月31日の出荷分までを対象とした「ForceMDIお試しキャンペーン」を実施しており、2製品ともに同キャンペーン価格での提供が行われる。