「Secure Login Box」

富士通は、「指紋認証」に加え、マウス型の「手のひら静脈認証装置」、「FeliCa」対応のカードや携帯電話に対応した、個人認証システムを構築するための専用サーバ「Secure Login Box」を開発し、10日より販売すると発表した。出荷は7月末から。

Secure Login Boxは、最大4台連携で6,000人までの認証データを管理することができ、Windowsログオンやアプリケーションログインにユーザーアクセス制限をかけるなどの運用が行える。

「FeliCa」と「手のひら静脈」あるいは「指紋」の組み合わせ認証も可能で、「手のひら静脈認証」は、同社のマウス型手のひら静脈認証装置などに対応し、認証速度も約1秒弱と高速化を実現している。

マウス型手のひら静脈認証装置

Felica(携帯電話)を使った認証イメージ

2台1セットを基本構成とし、価格は79万8,000円。ただし、3台目からは単体での購入も可能で、その場合価格は半額となる。