オービックビジネスコンサルタント(OBC)は20日、内部統制機能を大幅に強化し、グループ企業の複数社導入のモデルも考慮したリニューアルを行った統合型基幹業務システム「奉行V ERP」を発表した。発売は2月26日の予定。

今回リニューアルが行われた奉行V ERPは、ログや認証など内部統制に求められる機能を強化し、ネットワーク製品からスタンドアロン製品までのすべてのラインナップに同社が開発した「運用管理ツール for 奉行V ERP」を同梱したもの。改ざん防止機能として、締処理後の仕訳が一切修正削除不可となる強力な締処理機能を備えるほか、マスターの変更も締処理ごとに履歴を管理できる。また、締処理後の遡及修正機能やその変更履歴レポートの出力などの強化も行われるとのことだ。

さらに、奉行V ERPの発売に合わせ、現在発売中の内部統制文書作成ツール「奉行DOCUMENT Pack」の43プロセス、約900コントロールが記載されたサンプル文書もリニューアルされた。

ラインナップと価格は以下の通り。なお、9月末までスタンドアロン製品「奉行V Single Edition」には特別料金が用意される。

製品 特別価格 通常価格
勘定奉行V ERP 34万6,500円 71万4,000円
給与奉行V ERP 34万6,500円 71万4,000円
人事奉行V ERP 39万9,000円 102万9,000円
法定調書奉行V ERP 21万円 36万7,500円
商奉行V ERP 34万6,500円 71万4,000円
蔵奉行V ERP 34万6,500円 71万4,000円