デルは29日、1,000台を超すクライアントPCを保有する企業のPC管理の効率化の推進と運営コストの低減を支援する「クライアントPCライフサイクル管理ソリューション」の提供開始を発表した。限られた要員での管理や環境の複雑化、管理項目の増大などに伴う負担増を抑えることができそうだ。

同ソリューションは、LANDesk Softwareのクライアントシステム管理製品「LANDesk Security Suite」を用い、資産管理/ライセンス・バージョン管理、パッチ配布、ソフトウェア配布など、複数のツールやコンソール利用で複雑化したクライアント管理をシングルコンソールに統合、一元化されたコンソールによる一括アップデートを可能にする。また、「LANDesk Management Suite」を用いることでシステム管理タスクとセキュリティ管理タスクを自動化。一元化されたコンソールから、社内すべてのクライアントPCとサーバの監視や管理、更新、保護を実行できる。

既存のデルのクライアントPCに適用が可能なほか、新規に導入する場合のクライアントPCとしては、「インテル vProテクノロジー」を搭載した同社のデスクトップPC「OptiPlex755」およびノートPC「Latitude D630c」が提供される。同社のソリューション・サービス本部が提供する「インフラストラクチャ・コンサルティング・サービス(ICS)」を通じて、1ストップでコンサルテーションから導入サービスまで行われる。