東京大学大学院生がこのほど次世代ブログ分析サービス「blogeye」を公開した。開発したのは同大大学院情報理工学系研究科修士課程の大倉務氏。ブロガーの属性情報をもとに、性別・年齢・地域ごとの流行語ランキングやキーワードの使用者像を分析できるようになるという。

blogeyeは、ブログのテキストから著者属性を推定する独自技術を利用し、ブロガーの性別・年齢層・居住地を推定。さらに、流行分析アルゴリズムによって、地域や年齢ごとの流行語ランキングなどの情報を導き出す。流行語ランキングはトップページで公開される(5分ごとに更新)。

同サービスを開発した大倉氏は、blogeyeを利用することで、「より細かな流行・動向の分析が可能となり、企業のマーケティング担当者が戦略を立案する際などに有効活用」できるとしている。