米TIMEが50カテゴリに及ぶ2007年のトップ10リストを公開した。ゲームレビュワーとして活躍するLev Grossman氏が選んだビデオゲームのトップ10は以下の通り。

タイトル パブリッシャー (米国) プラットフォーム
1 Halo 3 Microsoft Xbox 360
2 ハーフライフ 2 オレンジボックス Electronic Arts Xbox 360、PC、PS3
3 Rock Band MTV Games Xbox 360、PS2、PS3
4 スーパーマリオギャラクシー 任天堂 Wii
5 BioShock 2K Games Xbox 360、PC
6 コールオブデューティ4 モダン・ウォーフェア Activision Xbox 360、PS3、DS、PC
7 ゼルダの伝説 夢幻の砂時計 任天堂 DS
8 Mass Effect Microsoft Xbox 360
9 エースコンバット6 解放への戦火 NAMCO BANDAI Games Xbox 360
10 ゴッド・オブ・ウォーII 終焉への序曲 Sony Computer Entertainment PS2

2007年は「ビデオゲームの当たり年として記憶されるだろう」とGrossman氏。中でも『Halo 3』は、ストーリー、難易度、作り込みの深さ、グラフィックスが高いレベルでバランスを保っていると評価し、「数多くの良作の中でもベスト」と断言する。

トップ10のうち『ゴッド・オブ・ウォーII』を除いて、米国では07年後半にリリースされた。昨年の年末は次世代ゲーム機が主役だったが、07年のホリデーシーズンはゲームによるシェア争奪戦という様相だ。そのような中でXbox 360のみのタイトルがトップ10の中で3つと、ゲーム機発売で先行したMicrosoftの強さが目立つ。

4位の『スーパーマリオギャラクシー』は「ストーリーは陳腐だが、それ以外はすべて新しい」とGrossman氏。また8位の『Mass Effect』については、「1人でストーリーにはまり込みながらプレイする、(RGPの)オールドスクールの良さがある」としている。