openSUSE開発チームは6日(米国時間)、Linuxディストリビューション「openSUSE 11.0」の最新開発版 (Alpha0)をリリースした。対応プラットフォームはIntel ix86とx86_64、PowerPCの3種。全パッケージを収録したDVD-ROM版のほか、収録されるデスクトップ環境が異なる2種類のライブCD版が用意されている。

openSUSE 11.0 Alpha0は、総数2,187のパッケージからなるopenSUSE Linuxの最新開発版。Linuxカーネルには2.6.24-rc4を採用、コンパイラコレクション「gcc 4.3.0」やウインドウシステム「X.org 7.3」のほか、1月に正式リリースが予定されているKDE 4.0リリース候補第1版 (RC1)など最新のパッケージを収録している。openSUSE 11.0の正式版は、2008年6月から7月にかけてのリリースが予定されている。