レッドハットは6日、ソフトウェア製品を開発・販売するISV(独立系ソフトウェアベンダ)を対象とした新しいサポートプログラム「Red Hat Ready ISV パートナープログラム」の提供開始を発表した。従来のISVサポートは評価用サブスクリプションの提供を中心としていたが、新たに技術的な支援を盛りこんで内容を刷新する。合わせて、本社オフィス内に同日付けでテクニカルセンターを新設、ここを拠点に新たなパートナー支援を展開する。

「Red Hat Ready ISV パートナープログラム」では、ISV各社に対し、テクニカルセンターでの検証環境の提供および技術支援、定期的な技術セミナーの開催を通じ、Red Hat Enterprise Linux対応の業務・業種アプリケーションの開発を支援する。テクニカルセンターにはハードウェア・ベンダー各社のサーバが設置され、最新のCPUを搭載したシステム環境での動作検証が可能。同プログラムの推進により、高品質で動作保証された企業向けアプリケーションを拡充し、特に日本市場で要求の高いミッションクリティカルシステムへの適用をさらに促進する計画。今後一年間で200社800アプリケーションの達成を目標とする。なお、同プログラムは無償で提供される。

具体的なプログラムの内容は以下の通り。

  1. テクニカルセンター: 4台のラックに最新のItanium搭載サーバを始めとする各社製品が当初15台設置され、最新の「Red Hat Enterprise Linux」上で動作するアプリケーションの検証やポーティング作業に利用できる

  2. 技術支援: 検証用の製品サブスクリプションの利用のほか、テクニカルセンター内において同社のプリセールスエンジニアから技術サポートを受けることができる。また、利用期間内であれば状況に応じて電話・メールで随時技術サポートを行なう。大規模な環境構築や移行を請け負ったり、ユーザー・サイトでの技術サポートを提供するテクニカルコンサルテーションは別途有償で提供される

  3. 技術セミナー: レッドハット製品の詳細な技術情報を入手できるセミナーを月に一度開催する。第一回目を12月7日に開催し、以後毎月第一金曜日に開催する予定。同社製品の基礎が学べるeラーニングコースも無償提供する計画