ソフトバンクモバイルは26日、NTTドコモが新料金体系「バリューコース」を発表したことを受け、対抗料金プラン「ブループラン・バリュー」を導入すると発表した。12月5日より提供開始する。

新規契約または機種変更時に、割賦販売方式の「新スーパーボーナス」を利用してソフトバンク3G携帯電話を購入する契約者が対象。従来の「ブループラン」を選択するよりもスーパーボーナス割引額が最大15,600円(650円×24カ月)減るので実質的に電話機の価格は高くなるが、毎月の料金は月々一律1,680円安くなる。

例えば月額3,570円(無料通話分1,050円を含む)で最も安い「SSプラン」の場合、ブループラン・バリューの「SSプランバリュー」を選択すると、無料通話分はそのままで月額1,890円になる。2年の継続利用を条件に初年度から基本使用料を半額に割引く「家族割引MAX50」「自分割引MAX50」もあわせて利用可能。

ソフトバンクモバイルではNTTドコモ・KDDIが新たな料金施策を打ち出した場合、それぞれブループラン・オレンジプランにおいて24時間以内に対抗サービスを発表する方針をとっており、今回もそれに従った形。この日NTTドコモの発表は15時ごろだったが、翌日が土曜日だったため発表を急ぎ、わずか4時間半後の19時30分ごろに対抗策を投入した。