日立ソフトは26日、セールスフォース・ドットコムが提供する、オンデマンドCRMアプリケーション「Salesforce(セールスフォース)」と電子メールを連携し、「Salesforce」で管理するサービス「EmailToActivity(イーメールトゥーアクティビティ)」を開始した。

同サービスは、両社が2007年3月に開始した「Salesforce」と各種アプリケーションとの連携を実現するサービス「SaaSWare」の第2弾。メールクライアントの種類に依存せず、IMAPに対応したメールサーバ環境下であれば利用することができる。Outlook Expressなどのメールクライアントから送信した電子メールの件名と本文を「Salesforce」の"ToDo情報"に自動的に登録し、顧客からの問い合わせに対する回答や、営業担当者が顧客の間で交わした送信メールを効率的に「Salesforce」で一元管理することができ、関係者間での情報共有を実現する。また、送信先が「Salesforce」に登録されている顧客のメールアドレスの場合には、取り引き先ごとの活動履歴として登録することが可能だ。

EmailToActivityの利用イメージ