Aptanaは5日(米国時間)、いくつかの統合開発環境向けにAptana IDEのライセンスをThe Aptana Public Licenseへと変更したことを発表した。Aptana IDEはEclipse IDEをベースに開発されたAjaxアプリケーション向けの統合開発環境で、JavaScript/HTML/CSSにフォーカスした機能を提供しているほか、最近ではiPhoneやAdobe AIR、Ruby on Railsをサポートしている。

The Aptana Public Licenseへのライセンス変更は、同統合開発環境の再配布やリブランドへのトレーサビリティをあげることに目的があるようだ。Aptanaでは、同開発環境の開発を今後も高いレベルで継続したいとしており、ライセンスの変更により、情報収集の手助けにとの狙いがありそうだ。

ただし、Ruby関連の部分などAptana IDEのいくつかの部分は引き続きEclipse Public License - v 1.0のもとで提供される。ライセンスは変更されたようだが、同開発環境は今後もこれまでと同様に提供されており、ユーザにとってはこれといった影響はないだろう。再配布やリブランドをおこなっている場合には、The Aptana Public Licenseを調査されたい。