日本コムシスは26日、同社の持つIP電話システム「comsip」と連携させた音声会議システム「1000人ミーティング」の販売を開始したと発表した。同製品は、Webブラウザを利用し、会議の参加者が同時に共通の資料を見ながら音声による会議が行えるシステムで、通常のテレビ会議システムに比べ、コミュニケーションを効率的かつ迅速に図ることができるという。

同製品は、同社が提供しているIP電話システム「comsip」をプラットホームとした業務アプリケーション。「comsip」との連携で同時に10会議、合計100端末を対象にミーティングが行える。また、端末ごとに通信方向(片方向/双方向)を設定できるので、会議型または放送型のどちらも利用することが可能だ。

同社では、「1000人ミーティング」の販売にあたり、社内において約半年間にわたり導入して社員への効果を検証。その結果、経営トップからの意思伝達などが迅速に行われ、また、社内コミュニケーションの活性化を図るツールとして役立つなどの効果がみられたという。