スクウェア・エニックスは29日、ニンテンドーDS向けにリメイク中の『ファイナルファンタジーIV』(以下FFIV)の主題歌ヴォーカリストを一般公募することを発表した。

『FFIV』は、1991年にファミコンソフトとして発売されて以来、幾度となくリメイクされてきたシリーズ屈指の名作。最強の軍事国家・バロンの精鋭からなる飛空挺団"赤き翼"を率いるセシルを中心に、クリスタルをめぐる遠大な物語が紡がれる。

これが新生『FFIV』のロゴだ

現在DS向けに鋭意リメイクプロジェクトが進められている『FFIV』。同作がファンを虜にした大きな要素、それは神秘的かつ荘厳な調べが名作中の名作と言われている主題歌『愛のテーマ』。今回、作品が生まれ変わることにあわせ同曲もヴォーカルトラックとして復活、なんとその歌い手がプロアマ問わず広く一般公募されることになったのだ。

イベントシーン

戦闘画面

街を歩く暗黒騎士セシル。ちょっと異様かも

募集期間や応募資格は公式サイトでご確認いただきたいが、もうひとつ絶対に見逃して欲しくないコンテンツがある。その名も特別対談『植松伸夫×時田貴司、大いに愛を語る。』。『FF』シリーズの音楽の生みの親である作曲家の植松伸夫氏と『FFIV』で企画、演出、シナリオを手がけたほか『半熟英雄』シリーズの全てに携わってきた時田貴司氏という二大巨匠が、自身の甘酸っぱい恋や愛の思い出を開けっ広げに語り合っているのだ。

いい大人ふたりの愛情豊かなほっこり対談を聞けば、誰もが彼らが手がける偉大な作品に加わりたいという思いを強くするはず。ソフト発売と同様、"愛"の歌い手の誕生も心待ちにしたい。