米Yahoo、「Panama」に新機能を追加 - 有効な広告文の実用例を紹介

米Yahoo!は28日(現地時間)、検索広告プラットフォーム「Panama」(開発コード名)に新機能を追加した。広告グループに登録されたキーワードの編集画面に新機能を追加したほか、新たなヘルプ機能も提供されている。キーワードの設定画面は、Panamaのダッシュボード(管理画面)のキャンペーンタブにある、各広告グループ名をクリックすると表示され、キーワードの追加や新規広告の作成、キーワードごとの入札価格の変更などが行える。

今回、このキーワード設定画面に"Move"と"Copy"ボタンを追加。これらのボタンにより、特定のキーワードを別のグループへ移動し、コピーすることが可能になった。キーワード横のチェックボックスで移動させたいキーワードを選択し、"Move"ボタンをクリックすると、選択したキーワードが別のアドグループでポップアップ表示されるようになるしくみ。ただし、キーワードの移動やコピーは、ひとつのアドグループにつき、100個までに制限されている。

今回追加された、新たなキーワード選択ツールは、新規広告主クライアントのオンラインサインアップの段階におけるアクセシビリティーを向上し、従来のクライアントアドグループページ内で新規広告キャンペーンの作成、または"+Add Keywords"の利用を可能にするものだとYahoo!は紹介している。

また今回、広告のテキストを作成する際のガイダンスを行うヘルプ機能も新たに追加されている。この機能により、ユーザーは、同じキーワードを使っている他の広告主による最新の広告事例や、キーワードを参照することが可能になる。

さらに、スポンサードサーチにおける、有効な広告文のベストな実用例の紹介をはじめ、"タイトル"や"説明文"欄に入力すべきキーワード例を示す"ゴースト文"や、そのほかのTipsなどを提供するガイダンスも用意されている。