NECビッグローブと住友商事は連携し、新コンセプトのショッピングモール型ECサイト「te-mi-ru(テミル)」を本格的に開始した。サイト内には、口コミ情報やバイヤーの裏話など、商品に関する詳細情報を盛り込んでいるという。

te-mi-ruでは、女性向けファッションアパレル、暮らし・家電、コスメ、健康・ダイエット、グルメ関連の売れ筋商品の調達ルートとして、テレビ通販会社であるジュピターショップチャンネルや、オンラインショッピング事業を展開する住友商事オットーと連携している。

ユーザーは、テミル内で貯めたポイントをポイント交換サイトのGポイントで、マイル・ポイントやデジタルコンテンツに交換可能。

両社は今後、消費者ニーズに応じた商品の追加を目指し、提携企業の拡充を図る。同時に、著名人によるライフスタイルの提案など、各種コンテンツの充実とコミュニティの活性化に注力し、ユーザーのリピート訪問、定着化を目指すとしている。

住友商事は、BIGLOBEが日本電気より分社化された2006年7月に、第三者割当増資を引き受け、日本電気に次ぐ第2位の株主となった。同時に、住友商事グループが持つ消費者向けビジネスでのノウハウを活かしたEC事業・映像コンテンツ事業を中心に、NECビッグローブとの連携強化によりグループのメディア・ネットビジネスの成長加速、競争力強化の最大化を図っている。