コネクトワンは26日、指紋認証付きUSBメモリを活用して一般のPC端末から社内システムへのアクセス認証を可能とするリモートアクセスソリューションを発表した。7月1日より販売を開始する。

本ソリューションでは、USBメモリ上に記録された指紋認証情報をキーに本人を特定。Exchange Serverへのログオン時に必要となるユーザID、パスワードと連携しているため、単一の認証操作のみで社内のMicrosoft ExchangeServer、IBM Lotus Notesなどの社内システムへのリモートサインオンを可能にしている。

表示したデータは、USBメモリ上に限り保存、編集が可能。クライアント端末上への保存や、クリップボードを利用した画面キャプチャ、コピー&ペースト、印刷操作などは防止機能により不可能となっている。万が一、USBメモリを紛失した場合にも、データ暗号化機能により、認証情報や保存データの不正利用を回避できる。

特別なソフトウェアやドライバのインストールは不要で、クライアント端末上に一時データや利用履歴も記録されないため、個人が保有するPC端末や公共のPC端末からの利用も可能だ。

価格は、指紋認証機能付きUSBメモリが2万7,800円。50ユーザ版のライセンス料が84万円。なお、同一ライセンスで4キャリアの携帯電話からも利用できる。