W3Cは19日(フランス時間)、「Voice Extensible Markup Language (VoiceXML) 2.1」のW3C Recommendationを公開した。同規約は音声で動作するWebアプリケーションにおける標準規約と言えるものだ。

現在標準として採用されているVoiceXML 2.0は音声関連デバイスやアプリケーションの開発を支援する規約で、すでに多くのシーンで活用されている。今回リリースされた2.1は2.0と互換性があるため、すでに稼働しているVoiceXML 2.0アプリケーションはそのままVoiceXML 2.1においても動作するとされている。

VoiceXML 2.1はVoiceXML 2.0に対する機能拡張版。8つの拡張機能が追加されたもの。追加された機能には文法やスクリプトに対する動的アクセス機能などがある。