ムニンワークスは8日、音楽CDの物々交換を目的としたコミュニティサイト「diglog」(ディグログ)を一般公開した。diglogは、ユーザーが欲しいCDリストとユーザーが保有しているCDリストをマイページに登録させ、ニーズがマッチするユーザー同士をdiglogが自動的に引き合わせるというサービスだ。CDの受け渡しは郵送で実施。ユーザーの信頼性については、トレード履歴が記録されるため、それを基に推定できる。

登録は無料で、譲渡した枚数分だけCDを譲り受ける権利が得られる。ただし、譲渡を受ける場合には同社に300円分のポイントを支払らわなければならい。送付に関しては、diglogが提供する専用のCDケースや封筒を利用できるが、切手代は各自が負担する。

diglogではコミュニティサイトとしての機能にも力を入れている。好きなアーティストや好きな音楽ジャンルごとにフォーラムを作って意見交換することができるほか、「Hot Keywords」というキーワード登録機能も用意されており、同一キーワードを登録しているユーザーやキーワードに関連するCDを見つけ出すことも可能だ。また、Last.fm、Amazon E-Commerce Service、Twitterなどのサービスも取り入れており、音楽向けのマッシュアップサイトとして利用することができる。