年末も近づき、そろそろ大掃除の準備をする季節がやってきた。今回、マイナビニュースでは“掃除”に関するアンケートを実施。その結果「時間をかけたくない」「面倒くさい」「子どもが小さいため、主人がいる時にしかできない」といった課題が多く見受けられた。
そう、仕事をしながら家事をこなす、ビジネスマンやワーキングママさんたちは何かと時間がないのだ。マイナビニュース編集部のAさんも、仕事と子育ての両方に追われ、なかなか掃除の時間が確保できないのが悩みだった。せっかくの休日くらいはキレイなお部屋でゆっくりしたいのに、平日は忙しすぎて週末もクタクタ……その結果、お掃除はついつい後回しにしがちになっていた。
部屋の汚れがひどくなるごとに、掃除ができないことへのストレスもたまっていく、そんな悪循環が慢性化しつつあるのだが……
そんな時、ふと、Aさんは昔の事を思い出した。実家の母親に「部屋の乱れは心の乱れに繋がるんだから、きちんとお掃除しなさい!」と口うるさく言われていたあの頃を……。「ダメだ、こんな生活……」とガックリ肩を落とすAさんだったが、そこに突如「お掃除アドバイザー」を名乗る謎のキャラが登場!
いきなりの登場に戸惑うAさんであったが、お掃除アドバイザーがいろいろなお掃除グッズを教えてくれた。さて、それは一体どんなアイテムなのか……時短にもつながる便利グッズもあるので記事末までお見逃しなく!
リビング編
アンケートの「普段、お掃除するのはどの場所ですか?」という質問で回答数が多かったのが、「リビング」(71.6%)だった。食事をしたり子どもが遊んだりと、1日のうちで最も使うシーンが多いから汚れやすいうえ、ほこりが目立ちやすい場所でもある。
フリーアンンサーでも「ほこりアレルギーなので、毎年眼科のお世話になっている」(43歳女性・事務・企画・経営関連)、「猫が2匹いるので、猫の毛の掃除が大変だ」(27歳女性・公共サービス関連)などさまざまな悩みが山積みのようだ。Aさんもまた、同じような悩みを抱えていた。
お掃除アドバイザー「リビングのお掃除で一番の悩みのタネってなんだろう?」
Aさん「子どもがいるので、やっぱり床にほこりがあると気になっちゃいますね」
お掃除アドバイザー「いつもはどうやってお掃除しているの??」
Aさん「まずは掃除機でほこりを吸い込んで、その後フロアワイパーや雑巾を使って拭き掃除しています」
お掃除アドバイザー「なるほど、結構手間をかけているんだね。でも、“吸い取り”と“拭き取り”が一度にできちゃう優れものもあるんだよ!」
Aさん「え!!……ホントですか!?」
オススメアイテム
スイークルふきとりクリーナー 14,800円(税別)【提供元:東急ハンズ】
普段使っているフロアワイパーで拭き掃除を行う要領で、床の上を滑らせていくだけ。ほこりやゴミを吸い込みながら、拭き取りも一度にできてしまう優れもの。市販されている使い捨てフロアシートを使えば、ワイパー部分はいつも清潔に保つことができる。保管中も雑菌が増える心配がない安心アイテムだ。カラーはレッドの他、シルバー、ブルーの3種をご用意。
お掃除アドバイザー「吸いとりと拭き取りのふたつの工程が、これ一本あればできるって便利だよね!実際使ってみてどう?」
Aさん「とにかく軽い! これならいつでもサッと掃除できるし、時短につながりますね」
お掃除アドバイザー「スティックの長さも調整できるから便利だよ。あ、ここ、汚れてるよ!」
Aさん「あ~その汚れは、ゴシゴシしても、なかなか落ちないからもうあきらめてます……」
お掃除アドバイザー「フローリングの傷や汚れって結構目立つよね……上から保護色でカバーしちゃえば?」
Aさん「汚れを取り除くんじゃなくて?」
お掃除アドバイザー「だから掃除に時間がかかっちゃうんだよ! 取れない汚れは隠すっていう裏技があるんだよ!」
Aさん「隠すってどういうことですか??」
オススメアイテム
ウッドリフレッシュ 各1,900円(税別)【提供元:東急ハンズ】
日頃のフローリング掃除では拭いてもなかなか落ちない汚れやしみ。そんな汚れを落とすのではなく、上から保護色でかぶせてしまうのも手。汚れやしみだけでなく、ベッドや掃除機などでついた小さな傷にも効果的。
お掃除アドバイザー「床の目に沿って塗ってみて」
Aさん「おぉ、汚れがホントに隠れた……! 見た目はまったく違和感がないですね。今までゴシゴシに費やしてた時間を返してほしい(笑)」
お掃除アドバイザー「床のカラーに合わせて、ライトブラウン、ブラウン、ダークブラウンの3種類からカラーを選べるよ」
Aさん「スティックのり感覚で使えるから掃除も楽しくなりそう。子どもが大きくなったらお手伝いしてもらっちゃおうかな?」
お掃除アドバイザー「そうそう、お子さんにもお手伝いしてもらえそうなお掃除アイテムがもうひとつあるんだけど、それがこちら!」
オススメアイテム
壁の汚れ消しゴム 648円(税別)【提供元:東急ハンズ】
リビングの白い壁は、水拭きが難しい上、面積が広いので全体を拭くのが大変。こちらのアイテムは、気になる箇所のみをこすれば消しゴムの要領で汚れが落とせます。
Aさん「見た目はちょっと大きな消しゴムだけど……」
お掃除アドバイザー「汚れの上を軽くなぞってみると効果がすぐわかるよ」
Aさん「ワァ!強くこすってないのに、スッと汚れが落ちちゃった……」
お掃除アドバイザー「消しカスが出ないのも使いやすいポイントだよね」
Aさん「ゴミが増えないのは、うれしいですね。」
お掃除アドバイザー「これで汚れが目立つところもピカピカにできるね。でもちょっと待って。窓が一番汚れてるんじゃない?!」
Aさん「(ドキッ)。最近寒いから、掃除するのが面倒くさくなっちゃって……」
お掃除アドバイザー「アンケートでも『窓や網戸は、水の冷たい冬場、真夏には行わず、気候の良い晴れた日に家族全員で一気に行う』って人もいたな。でも網戸は常に外に面しているから、手あかやほこり、花粉などがたまりやすいんだよね。今回は、寒がりのAさんにピッタリのオススメアイテムがこちら!」
オススメアイテム
両面ガラスクリーナー 3,620円(税別)【提供元:東急ハンズ】
高い場所の窓や、はめ殺しの窓など届きにくい場所の窓ふきに重宝するアイテム。窓を大きく開かなくても2つのマグネットで挟み込むことで、内側と外側を同時に拭くことが可能になっている。
お掃除アドバイザー「まず、中性洗剤を洗面器に入れた水と混ぜ合わせ、スポンジ部分によく含ませてから使ってね。次に、洗剤につけたクリーナー2つで網戸を挟み、ゆっくりスライドさせてみて」
Aさん「結構力強く挟み込むんですね」
お掃除アドバイザー「落下防止バンドがついているから、ベランダのない2階やマンションの窓でも気軽に使えるのよ」
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