2015年9月に日経BPコンサルティング社が行った調査によると、「デジタルマーケティングに着手している日本企業」は、「着手予定」を含めて約45%にのぼり、回答企業の半数近くが実施に積極的であるという。各企業が旧来のマーケティング手法では生活者へのリーチに限界があると感じており、デジタルマーケティングに移行しつつあるということだ。

さて、このデジタルマーケティングだが、企業のマーケティング担当者は、その内容を正しく理解が出来ているだろうか? 旧来のマーケティング方法に、ただデジタル技術を取り込むことがデジタルマーケティングではない。

例えば「リスティング広告」や「DSP広告」の活用。これらは残念ながら「WEBマーケティング」の手法であり、デジタルマーケティングはもう少し広い領域での考え方になる。

WEBマーケティングとデジタルマーケティングの違い

インターネットが一般家庭に普及し始めた2000年前後から、WEBマーケティングは、コーポレートサイトやECなど、生活者の「購買意欲」を「実際の購買」へ促すソリューションとして活用されてきた。しかし、検索エンジン・データ分析などの技術的問題により、生活者への接触は限定的かつ瞬間的なものだった。当時は連続性を担保できるような技術やツール、デバイスが足りなかったからだ。

だが昨今では、分析ツール・検索エンジンの進化やスマートフォンの普及、IoTの登場などにより、前述の連続性を担保できる技術・ツール・デバイスが揃ったことで、様々なメディアやデバイスを使って統合的にマーケティングを行うデジタルマーケティングの実施が可能となったのだ。

ここで紹介したいのが、最先端のデジタルマーケティングについて知ることができる「Digital Velocity 2016 Japan」だ。Tealium主催による、最先端のデジタルマーケティングのリーダーが集うイベントで、11月14日(月)に東京・明治記念館「富士の間」で開催される。

Digital Velocity 2016 Japan 開催概要→申込みはこちら

【日時】2016年11月14日(月)13:00-20:00
【会場】明治記念館「富士の間」(東京都港区元赤坂2-2-23)
【申込み】登録・参加無料
【主催】Tealium Japan
【スポンサー(五十音順)】
プラチナ:電通デジタル 、富士通
ゴールド:TIS、デジタル·アドバタイジング·コンソーシアム
シルバー:アイ·エム·ジェイ、ディレクタス、Domo

Tealiumが主催するDigital Velocity 2016 Japanとは?

Tealiumは2008年に設立された、エンタープライズ タグマネジメントや、顧客データソリューションを提供する米国企業だ。第三者機関Ghosteryの調査では、2012~2015年のタグマネージメントサービスにおける利用状況として圧倒的なシェアを確立しており、日本法人は2014年に設立されている。

そんなTealiumは、デジタルマーケティングのツールにとどまらず、IBMやOracle、Salesforceといったエンタープライズソリューションのデータを相互に活用するユニバーサル・データハブとしての役割を果たすことでも、市場関係者の注目を集めている。

同社APAC担当ジェネラルマネージャー アンディー・クラーク氏は、同社の取り組みについて次のように語る。

アンディー・クラーク氏

「今日、デジタルマーケティングの世界でもエンタープライズの世界でも、様々な優れたソリューションが出てきており、企業は部署や目的によって複数のアプリケーションを利用しています。しかしこれらのソリューションは企業のブランディングと売上の向上という目的を共有しているにもかかわらず、収集されたデータが一括管理されていないのが現状です。これらの貴重なデータを集約して経営資源として活かすことが、Tealiumの使命です」

また、Tealium Japanのカントリーマネージャーの安藤 嘉教氏は、同社の今後の国内展開について次のように話す。

安藤 嘉教氏

「Tealiumは中立的な存在として、企業内各部署に散在する情報資源の有効活用を促進するためのソリューションを提供していますが、これをより効果的に実現するためにはパートナーの存在が不可欠です。Tealiumは様々な業種におけるデジタルマーケティングやアプリケーションでの活用が期待されていますが、日本における業種ごとのノウハウやソリューションの開発と提供において、国内でトップを走る企業各社との強固な関係構築に努めて参ります」

このように日本におけるデジタルマーケティングに注力するTealium。同社が開催する「Digital Velocity 2016 Japan」では、最先端のデジタルマーケティング手法や事例を知ることができる。

イベントは、TealiumのCEOのJeff LunsfordやCTOのMichael Andersonによるソリューションの解説や今後のロードマップにとどまらず、基調講演にデジタル·アドバタイジング·コンソーシアム 取締役専務執行役員CMOの徳久 昭彦氏、そして富士通やソニーマーケティングをはじめとする活用プレゼンテーションや、パートナー各社が提供するソリューションの発表も行われる。

米国と欧州についで三カ国目の開催となる、第一回「Digital Velocity 2016 Japan」、是非最先端のデジタルマーケティングの世界に触れてみて欲しい。

(マイナビニュース広告企画:提供 Tealium)

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