10月14日、15日の2日間、ヴァイナスが主催する大規模・最適設計・ワークフローマネジメントのための総合ソリューション「VINAS Users Conference 2015」が、東京コンファレンスセンター・品川にて開催される。本セミナーは、オープンソルバ利用の最前線として、今年からヴァイナスがサポートを開始したOpenFOAMの強化版HELYXや、本ユーザー会にて国内初披露となる米国スタンフォード大学開発のオープンソースCFDシステムSU2をはじめ、CFDソルバやエンジン設計1Dコード、最適化設計ソフトなど多くのオープンソースソフトと商業ソフトの適用事例を併せて紹介する。

1日目には「CFDオープンソルバの最前線の適用」と題し、ヴァイナスをはじめとする技術開発に精通した方々による講演を予定。その中でも注目なのが、国立研究開発法人海洋研究開発機構 地球情報基盤センター長 高橋 桂子氏による「気象・気候予測のための複雑流体シミュレーションと4次元巨大データ解析」の基調講演だ。気象や気候の予測はさまざまな時空間スケールの混相乱流ダイナミクスの超大規模シミュレーションだと考える。その面白さと難しさ、さらに4次元データ解析の新しい潮流をご紹介する。また、特別講演者の東京大学生産技術研究所 教授 加藤 千幸氏は、「大規模乱流解析プログラムFrontFlow/blueの概要と最新の成果事例」と題した講演を予定。FrontFlow/blue (FFB)は、計算機の性能向上により不可能ではなくなった、最大数千億規模の実用計算を実現するために開発されたフリーウエアだ。その実装されている機能と最新の応用事例が語られる。さらに、講演終了後には懇親会が予定されており、情報交換に最適な場となっている。

そして2日目では、AとBの2つのホールにわかれ、講演が行われる。Aホールでは、「ターボ機械・最適設計・SDM(シミュレーションデータマネジメント)」をテーマにした講演を多数用意。その中でも注目したいのが、仏国Renault Sport F1 社専門技術&サポート・チームリーダー Pierre-Jean Tardy氏の講演だ。TURBOdesign SuiteによるF1用ハイブリッドターボチャージャユニットのコンプレッサ最適設計について、実際に著しく改善した例などを踏まえながら紹介される予定となっている。また、BホールではHPCクラウド利用などで高いCAE業務効率化の成果を達成された事例が発表される。

そのほか上述した2日間とは別に、10月16日(金)には1日にわたり、同社が提供する製品を使用したワークショップも開催する予定となっているので、こちらも見逃せないだろう。同社の販売ソフトウェアとサービスを現在利用の方・検討中の方へはぜひ参加いただき、より快適に製品や、サービスを活用してほしい。詳しい内容は、下記よりご確認いただきたい。

セミナーの詳細は以下の通り

  • 開催日時:2015年10月14日(水) 9:30~18:30(※懇親会18:30~20:30)
    2015年10月15日(木) 9:30~17:00
    ※両日ともに受付開始は9:00からとなります
  • 参加対象:ヴァイナスの販売ソフトウェアとサービスをご利用のお客様・ご検討中のお客様
    ※ユーザー会につきベンダー等の方は参加をご遠慮頂く場合がございますので、
    あらかじめご了承ください
  • 参加費:無料(事前登録制)
  • 開催会場:東京コンファレンスセンター・品川 5F大ホール 402会議室
    JR 品川駅 中央改札港南口(東口)より徒歩2分
    (駅からペデストリアンデッキで直結)
    詳しくはこちら

(マイナビニュース広告企画 : 提供 ヴァイナス)

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