東京メトロ8000系の急行中央林間行。東武スカイツリーラインを走る

東急電鉄8500系と同じく、東急・東京メトロ・東武の3社にまたがって相互直通運転を行う電車に使用される東京メトロ半蔵門線8000系。平らな前面形状の東急8500系とは対照的に、東京メトロ8000系は傾斜した前面形状と左右非対称の前面デザインが特徴だ。デビューから30年以上経っても古さを感じさせない、個性的なデザインとなっている。

車両情報

東京メトロ 8000系

基本情報

東京メトロの前身、営団地下鉄が1981(昭和56)年に導入した半蔵門線用車両で、パープルの帯を巻く。営団6000系・7000系の思想を踏襲しつつ、車体前面の傾斜部をヘッドライトの下まで延ばし、大型の窓を採用するなどデザインを変更。日本で初めてボルスタレス台車を取り入れたほか、営団地下鉄では初となるワンハンドル式マスコンが採用された。