【レポート】

長期通院やがん治療、仕事との両立に必要な制度とは? アクサ生命が調査

1 平均入院日数は? 通院治療と仕事の両立は可能?

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アクサ生命保険は9月21日、「ビジネスパーソンの『治療と仕事』に関する調査2017」の結果を発表した。調査は7月27日~8月1日、30歳~59歳のビジネスパーソン(アルバイト・パートを除く)を対象にインターネットリサーチで実施し、1,000名の有効サンプルを集計した。

平均入院日数10.6日

入院していた日数

過去10年以内に入院経験がある人(207名)に、直近の入院日数を聞いたところ、日帰り入院にあたる「1日」が13.5%、「2~7日」が46.9%となり、約6割が「7日(1週間)以下」という結果に。また、「8~14日(2週間)」という人も多く25.1%。平均入院日数は10.6日となり、「61日以上」の長期入院は1.9%に留まった。

通院治療と仕事の両立で苦労したこと

次に、治療を目的とした通院の経験がある人(158名)を対象に、通院期間中の「治療(通院)と仕事」の両立状況について聞いたところ、「休職していた、または長期休暇を取得していた」という人は13.3%、「離職(退職)していた」人は3.2%となり、大半となる83.6%が「治療と仕事を両立した」と回答した。両立中のことを聞くと、34.1%が「辛かった」と回答しており、その割合は通院治療頻度が多い人ほど高い傾向がうかがえた。

入院や通院治療で苦労したこと

では、どのような苦労を経験したのだろうか。過去10年以内に入院または通院治療の経験がある225名に質問したところ、休みを取りづらいなど「時間の確保」(37.8%)が最も多く、次いで「治療費の負担」(33.3%)、「業務の調整(引継ぎが大変など)」(24.4%)、「収入の減少」(23.1%)と続き、いずれも「(病気・ケガや治療による)肉体的な苦痛」(20.9%)や「(治療による)精神的な苦痛・疲弊」(17.8%)よりも高かった。

「治療費の負担」については、通院治療期間が長い人ほど負担感が多く、特に「2カ月」を超えると、収入の減少にも繋がってしまうよう。また、年齢区分別の特徴として、30代は「時間の確保」(52.6%)や「業務の調整」(31.6%)で苦労した割合が高く、子どものいる女性では、「家事・家族の世話(子育て・介護など)の負担」(23.3%)が、子どものいる男性(0.0%)や子どものいない人(8.4%)に比べて高い結果となった。

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インデックス

目次
(1) 平均入院日数は? 通院治療と仕事の両立は可能?
(2) がん治療と仕事の両立に必要な働き方改革

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