春が近づき、そろそろ保育園の入園準備に取り掛かろうという人もいるのではないでしょうか。着替えの洋服やタオルなど、必要な物の種類や数が多いため、準備は本当に大変ですよね。今回は、そんな入園準備で必要なもののひとつ、お食事用のスタイ(よだれかけ)の作り方を紹介します。

一部で「タオルエプロン」「おりこうタオル」とも呼ばれているこのスタイは、その使いやすさから、保育士さんの評判も上々とのこと。不器用ママでも簡単に作れますよ!

必要なのはフェイスタオルと糸とゴムだけ

タオルと糸、それにゴムを用意しましょう

このスタイは、フェイスタオルと糸とゴムさえあれば、すぐに作ることができます。まず、どんなものでも構わないので、フェイスタオルを1枚用意しましょう。今回私は、水分をよく吸ってくれそうな、ある程度使い終わってくたびれたフェイスタオルを使うことにしました。

まず、フェイスタオルを2つに折ります。このあと、折った部分からおよそ2cmのところを端から縫っていき、ゴムが通せるように輪っかを作ります。ミシンで縫うほうが圧倒的に早いですが、ミシンを持っていない人は、手縫いでOK。裁縫の苦手な私でも、ものの10分もかからずに、縫い終えることができました。端から端まで縫い終わったら、返し縫いをしておくと、丈夫に仕上げることができます。

返し縫いをして、丈夫に仕上げましょう。ものの10分で縫い終わります

最後に、タオルの輪っかの中に、ゴムを通します。子どもの首周りの長さでゴムを結んだら、完成です。アップリケなどを付けて、オリジナリティーを出すのも良し。記名もできて便利かもしれません。

輪っかにゴムを通して子どもの首周りの長さで結べば完成です

食べこぼしを恐れる必要がなく安心

このスタイの最大のお勧めポイントは、広範囲にわたって、食べこぼしを防いでくれる点です。使い方は簡単。子どもに付けたスタイを伸ばし、皿の下に敷くことで、食べこぼしをキャッチしてくれ、飲みこぼしは吸収してくれます。

食べこぼしをしっかりキャッチしてくれました

1歳の子どもが食事をするとき、スタイを使ってみたところ、食べこぼしだけでなく、みそ汁の飲みこぼしもしっかり吸収してくれたので、掃除の手間がかなり省けました。これなら、子どもが自分で汁物を飲むときも、安心できますね。

みそ汁の飲みこぼしも、タオルが吸収してくれて、安心

食べ終わった後のスタイは、ゴミ箱に、食べこぼしをさっとはらった上で、そのまま洗濯機で洗ってしまえば、清潔に保つことができます。クルクルと丸めてゴムで留めれば、保育園から持ち帰るのにも便利です。

このように丸めてゴムで留めれば、持ち運びも便利です

数枚作ってストックしておこう

仕事と育児の両立を進めていくためにも、保育園の事前準備はしっかりしておきたいですよね。今回紹介した手作りスタイは、本当に簡単にできるので、今のうちに何枚も作って、ストックしておくことをお勧めします。

着替えやお昼寝用の寝具など、意外と出費がかさむ保育園グッズ。スタイはぜひ手作りして、節約してみてはいかがでしょうか。