セガは16日、千葉県・幕張メッセで開催中の「東京ゲームショウ2016」(会期:9月15~18日)のセガブースにおいて、『蒼き革命のヴァルキュリア』のステージイベントを実施。タレントの倉持由香と吉田早希も応援に駆けつけた。

左から、吉田早希、小澤武ディレクター、下里陽一チーフプロデューサー、倉持由香

『蒼き革命のヴァルキュリア』は、全世界で累計販売数100万本以上を記録したシミュレーションRPG『戦場のヴァルキュリア』シリーズの最新作。本作では、祖国を救うべく、"死神"「ヴァルキュリア」を擁する圧倒的な軍事力を誇る帝国軍に立ち向かう、5人の若者たちのストーリーが描かれている。また、新たにバトルシステム「LeGION(レギオン)」の導入により、敵の大軍とも戦略的な戦いが楽しめるようになっている。

『蒼き革命のヴァルキュリア』のゲーム画面

イベントには、『蒼き革命のヴァルキュリア』のチーフプロデューサー・下里陽一氏と、ディレクター・小澤武氏、さらにスペシャルゲストとしてタレントの倉持由香と吉田早希が登場。

まず、新たなPVが流れると、倉持は「『復讐』というキーワードが出てきて、どんなストーリーになるのかすごく知りたい。5人の個性が豊かそう」と目を輝かせ、「早く続きが見たいね」と吉田と目を合わせて笑顔の表情。さらに、本作のために開発されたという絵画風のグラフィック表現「GOUACHE(ガッシュ)」について倉持は「緻密で繊細。写真のような表現のゲームが多い中、ひと味違った温かみを感じるグラフィックですね」と絶賛した。

次に実機(今回はPS4版TGS2016出展バージョン)を用いたバトルシステムの解説が行われた。本作では、リアルタイムバトルとコマンドバトルを融合したゲームシステムを採用。基本はフィールド上をリアルタイムで移動するが、△ボタンを押すことで「バトルパレット」が表示され、この間は時間が止まった状態となる。このシステムのおかげで、アクションが苦手な人でもじっくりと戦略を練ることできる。

デモプレイでは、手榴弾で攻撃して敵を混乱させたり、兵士が集まる場所に「D型スモーク」を使用して視界を塞いだりして、敵の大軍を撃破する戦いを披露。「レギオン」システムをアピールした。

その後、敵の部隊を撃破していき、ミッションの最後に待ち受けている巨大兵器・重咒機「スコーピオン」との戦いに突入。スコーピオンは胸部の「コア」が弱点だが、バリアによってダメージを与えにくくなっている。本作では部位破壊が可能となっており、スコーピオンの場合は、脚を攻撃して破壊することでダウンし、バリアを無効化できる。時間の都合上、今回は倒せなかったが、敵の弱点を見つけ、巨大兵器を破壊する戦略的な楽しみ方をチェックすることができた。

ゲームプレイを見た感想を聞かれると、倉持は「女の子はアクションが苦手な方も多いので、このタイトルはオススメです」とコメントし、吉田は「キャラクターの多様性がいい。接近系・遠距離系・防御系、魔法系など、それぞれのキャラクターの特徴を見つけて、自分のプレイスタイルを見つけてください」とファンに呼びかけた。

最後に下里氏から、全国体験キャラバンの開催が発表された。10月中旬より東京/大阪/名古屋/北海道/福岡で開催され、この体験キャラバンでは、TGS2016で配布された「バトル体験版Ver.2.0」のプロダクトコードが入手できる。TGSに行けなかったという人は、チェックしていただきたい。

『蒼き革命のヴァルキュリア』は、2017年1月19日に発売予定。対応機種はPS4とPS Vitaとなっている。

(C)SEGA