猛暑が続くこの頃、気になってしまうのは電気代ではないでしょうか? ふだんは一生懸命節約をしていたとしても、夏の暑さについ気が緩んでしまい、涼しい部屋でダラダラ……。月末に届く請求書にびっくり! なんて経験をした人も多いかもしれませんね。そこで、今回は夏場にやってしまいがちなNG行動について一緒に確認していきましょう。

その行動、本当に節約になってる?

×帰宅してすぐにエアコンをつける

暑い中帰宅して、すぐにエアコンをつけるという人は多いのではないでしょうか? 留守中の室内は熱気がこもっているので、冷えるまでに時間がかかり電気代の浪費につながってしまいます。

窓を開け、扇風機などでこもった空気を外に出してからエアコンをつけた方が効果的に部屋を冷やすことができるので、オススメです。

×エアコンはこまめに消して節電

節電のつもりで、エアコンをこまめに消して、また暑くなったらつけて……という行動を取っていませんか?「使わないときは電源を切る」のは節電の基本ですが、エアコンは電源を立ち上げたときの消費電力が1番大きい家電です。

一方、ある程度室温が下がってからの消費電力は起動時ほど大きくありません。電源オン・オフの繰り返しは、最も電力を消費する立ち上げを繰り返すのでその分、電気代もかかってしまいます。頻繁につけたり消したりするより、控えめな設定温度で使用を続けた方が節電に効果的です。

冷房をつけるときは28度を目安とすると良いでしょう。外気気温が31度、エアコンを9時間利用したとして、27度設定のエアコンを28度にした場合、約670円/月の節約となります。

×エアコンの風量を「弱」に設定する

節電をためにエアコンの風量を「弱」に設定していると、設定温度に下がるまで必要以上に時間がかかるばかりでなく電気代もかさみ、かえって非効率です。風量を「自動」に設定しておけば、起動時など室温を下げるときは「強」、温度が安定したときは「弱」になるなど、エアコンが自動で調整してくれます。手動で切り替えるよりも効率的に稼働するので、エアコンにお任せするのが賢い選択と言えるでしょう。