この連載では、ガジェット愛にあふれたライター・ジャイアン鈴木氏が足の向くまま気の向くままに、琴線に触れたガジェットをレビューしていきます。

オモチャ大好き、ジャイアン鈴木です。今回は「東京おもちゃショー2016」にも出展していた、スマホで操作できる乾電池「MaBeee」(マビー)の発売直前レビューをお届けします!

ノバルス「MaBeee」。直販価格は5378円、8月4日発売。現在予約を受け付けています

さて、「スマホで操作できる乾電池」とご紹介しましたが、正確に言うと「MaBeee」は電池ではありません。単4形乾電池を装着すると「スマホで操作できる(単3形)乾電池」になるんですね。と言うわけで開発元のノバルスは「乾電池型IoT」と呼んでいます。

サイズは50×14×14mm、重量は5g。MaBeee本体は単3形乾電池サイズで、単4形電池を入れて使用します

スマホとはBluetooth(4.1)経由で通信します。最大通信可能範囲は約10メートルです。スマホに専用アプリ「MaBeee – コントロール」を入れて操作するわけですが、対応OSは現時点ではiOSのみ。Android用は準備でき次第リリースするとのことです。

スマホ用アプリは6月20日時点でiOS用のみが用意されています

おもちゃ向けを強く意識しているだけあって、セットアップは非常にカンタンです。まず「MaBeee – コントロール」アプリをiOS端末にインストールしたら、MaBeeeを適当な単3形乾電池使用製品に装着します。

今回はMaBeeeをプラレールの車両に装着してみました。車両の電源をオンにすると、MaBeeeが通電します。つまり単3形乾電池使用製品の電源をオンにしないかぎり、MaBeeeは機能しないわけです

乾電池を複数本使用する機器で利用する場合でも、MaBeeeはひとつあれば機能します。なお直列に接続できるのは、MaBeeeを含めて4本までです

これはアプリの起動画面。上に並ぶリモートコントロール機能についてはのちほどご説明しますね。MaBeeeを登録するためには左下のアイコンをタップします

MaBeeeのBluetooth機能が働き始めていれば、Bluetooth機器のデバイス名が候補として表示されます

前の画面で候補をタップすれば接続完了。特にパスコードなどを入力する必要はありません

これで設定完了。リモートコントロール機能で単3形乾電池使用製品を操作することが可能です!