本体の操縦は無料の専用アプリ「FreeFlight 3」を使って行うが、アプリ内購入の「Flight Plan」(価格:2,400円)という機能を使うことで自動フライトプランを自作できる。同機能では飛行コースだけでなくカメラの方向も選択でき、会場では実際にFlight Planを使って空撮する様子を収めた映像も公開された。

このほか、天候やロケーション、飛行経路の3Dマップなどの情報を記録してタブレットなどの画面上で確認出来る「フライトレコーダー」という機能も紹介された。データはクラウド「Drone Academy Cloud」に保存され、飛行情報を投稿したり、見直したり、コミュニティと共有したりすることが容易に行える。

なお、Bebop 2はオプションのラジコン型専用リモートコントローラー「Parrot Skycontroller Black Edition」に対応しており、最大2kmという長距離での遠隔操作が可能。同オプションにHDMI経由で最新世代のFPV(一人称視点)グラスを接続すれば、まるでBebop 2内で操縦しているかのような没入感を味わうことができるとのことだ。

製品価格は、「Parrot Bebop 2」が税別67,500円、専用リモートコントローラーがセットになった「Parrot Bebop 2 + Parrot Skycontroller Black Edition」が102,500円(税別)となっている。発売は3月下旬から。

アプリ内購入の「Flight Plan」でフライトプランの自作が可能

飛行情報を確認したり、投稿したりすることができる「フライトレコーダー」機能

ラジコン型専用リモートコントローラー「Parrot Skycontroller Black Edition」を使えば、最大2kmまで遠隔操作が可能

「Parrot Skycontroller Black Edition」とFPV(一人称視点)グラスを接続すれば没入体験を味わえる

SDKが公開されており、撮影した映像をもとに地形などを3D画像化するPix4Dのアプリも紹介された

Bebop 2を使って自撮りができるneuralaのセルフィーアプリも登場

Bebop 2を紹介するクリス・ロバート氏