【レポート】

IEだけじゃない! 押さえておきたいマイクロソフト製品のサポート終了期限

 

2016年が始まって早々、1月13日に古いバージョンのInternet Explorer(IE)のサポートが終了した。これにより、各Windowsでは最新のIEしかサポートを受けられなくなる。今年はSQL Server 2005もサポートが終了する。そこで、今後サポートが終了するマイクロソフトの製品を紹介しよう。

サポートが受けられなくなると、何が困るのか。最も困るのは、脆弱性が発見されても、セキュリティ更新プログラムが提供されなくなるため、攻撃にさらされるリスクが高まることだろう。実際、マイクロソフトは毎月セキュリティ更新プログラムを提供している。

安全にPCを使うためには、利用中のマイクロソフト製品のサポート期限を踏まえて、ソフトウェアの更新を計画していく必要があるわけだ。

マイクロソフトは各製品の「サポートライフサイクル」を調べることが可能なWebページを提供している。もし、利用中の製品のサポート期限が知りたくなったら、このページで検索してみよう。「製品名一覧」から目的の製品を探せなかった場合は、データベースで検索することもできる。

マイクロソフト製品のサポート ライフサイクルを検索できるWebページ

ちなみに、マイクロソフト製品のサポートは、「メインサポート」と「延長サポート」の2つのフェーズに分かれている。メインサポートに対し、延長サポートは「製品の設計と機能を変更する要請」と「ライセンス、ライセンス プログラム、またはその他の無償サポート プログラムに含まれる無償サポート」が受けられないという違いがある。延長サポートが終了すると、それまで受けられたセキュリティ更新プログラムも受けられなくなる。

したがって、「サポートが受けられなくなる」という時は「延長サポートが終了する」ことを示していることが多い。

マイクロソフト製品のサポートの違い(マイクロソフトのWebサイトより)

以下、2016年2月以降にサポートが終了する主な製品を紹介しよう。

[2016年4月12日終了] SQL Server 2005/Visual Studio 2005

現在、「SQL Server 2014」が最新版であり、今年に「SQL Server 2016」がリリースされる予定のSQL Server。サポートされている最も古いバージョン「SQL Server 2005」の延長サポートが2016年4月12日(米国時間)に終了する。

マイクロソフトによると、2015年12月時点で、約12万台のSQL Server 2005が国内で稼働しているという。

SQL Server 2014のメインサポートは2019年7月9日まで、延長サポートは2024年7月9日まで受けることができる。

ちなみに、開発ツール「Visual Studio 2005」も同日に延長サポートが終了する。本稿執筆時点のVisual Studioの最新版は「Visual Studio 2010」で、2020年07月14日まで延長サポートが受けられる。

[2016年10月9日終了]Windows Storage Server 2003/2003 R2

メインサポートは2011年10月11日に終了しているNASストレージアプライアンス専用OS「Windows Storage Server 2003」と「Windows Storage Server 2003 R2」の延長サポートが2016年10月9日に終了する。

同製品は、マイクロソフトのOEM パートナーが NASデバイスを作成するために使用するOSで、プレインストール製品としてリリースされている。したがって、Windows Storage Server 2003/2003 R2を搭載しているNASを利用している場合は、NASのメーカーに問い合わせるとよいだろう。

[2017年4月12日終了]Windows Vista

2007年1月25日に発売されたWindows Vistaは、メインストリームサポートは2012年4月10日に終了。コンシューマー製品の各エディション(Starter、Home Basic、Home Premium、Ultimate)はメインサポートの終了時点で完全にサポートが終了される予定だったが、ビジネス製品と同様に、5年間の延長サポートが提供されることとなった。

ただし、Windows 10の無償アップグレードの対象は正規品の Windows 7 Service Pack 1またはWindows 8.1 Updateのみで、Vistaは対象から外れている。ただし、Vistaを搭載しているマシンでWindows 10にアップグレードするにしても、スペックが不足することも考えられるので、マシンの入れ替えも視野に入れて、対策を考えたほうがよいかもしれない。

そして、つい先日、マイクロソフトはWindowsのサポートポリシーの変更を発表した。これにより、最新世代のプロセッサでフルサポートを受けられるのは最新のWindowsのみとなり、2017年7月からはIntelの第6世代のプロセッサ「Skylake」を搭載したデバイスではWindows 10のみがサポートされる。

具体的には、インテルの次期プロセッサ「Kaby Lake」、AMDの次期プロセッサ「Bristle Ridge」、クアルコムの次期プロセッサ「8996」は、Windows 10だけがサポート対象となる。

以上、2016年から2017年にかけて、サポートの終了が予定されている製品を見てきた。これらの製品を利用している場合は、早めに対策を立てていただきたい。

主要なマイクロソフト製品のサポートライフサイクル一覧

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