au:「auスマートパス」の適用で本体価格が割安に

続いて、KDDI(au)。

「毎月割」に加え、「auスマートパス」の割引が用意されているau

端末料金が安く設定されているau。他社が8万円台後半なのに対し、auでは84,240円。また、MNPの場合は「誰でも割」を契約すれば16,200円安くなる。

ここから一定料金を機種ごとに割り引く「毎月割」が適用できるものの、ただし割引額は新規と機種変で33,264円、MNPで60,264円とあまり大きくない。「毎月割」の適用のみでの実質負担金は、新規と機種変で50,976円、MNPで7,776円にとどまる。

もし、さらに本体価格を割引するなら、アプリ取り放題のサービス「auスマートパス」に加入することで月324円、24カ月の総額で7,776円が割り引くことが可能だ。この割引を利用すれば、MNPにおいても実質0円になる。

ただし注意したいのが、「auスマートパス」で本体価格が安くなる一方で、サービスの利用料金が税別で月額372円かかることだ。本体は安くなっても、月ごとに支払う通信料を考えると本体価格と通信料の合計はわずかに高くなる。本体価格とサービスを取るか、通信料を取るか考えた上で、「auスマートパス」の契約を検討した方が良いだろう。

auの場合の実質負担金。キャンペーンの多いドコモや割引額の大きいソフトバンクと比べるとやや地味な印象だ