ローンチと同時に登録した人は3カ月の無料トライアル期間が終了した「Apple Music」。650万人超のユーザが有料会員に移行し、ストリーミングサービスの後発としてはまずまずの滑り出しを見せる。ここ日本では、ソニー・ミュージックやビクターエンタテインメントなど主要レーベルの参加により、J-POPやアニソンといった邦楽ラインアップも充実した。

そんなApple Musicの聴き方は、イヤホン/ヘッドホンだけではない。BluetoothまたはWi-Fi(AirPlay)を利用し、ステレオコンポやワイヤレススピーカーで楽しむのもいい。iPhone/iPadがリモコンを兼ねるため、選曲や音量調整もかんたんだ。

ドライブ中にもApple Musicは重宝する。iPhone 6s/6s Plusを利用していれば、電源を接続していなくても「ヘイ、シリ」でSiriに命令できるので、ハンドルを握ったままでも選曲に不安はない。日本語モードのSiriは海外アーティストの認識が苦手だが、J-POPを中心に楽しむユーザであれば不都合はないだろう。

Apple Musicらしい選曲も可能だ。アーティストや曲/アルバムを基準に「ラジオステーション」を作成すれば、ジャンルや曲調を大きく変えずにお勧め曲をピックアップしてくれる。これをSiriに命令すれば、専門放送局のように音楽を流し続けることができる。

使い方はかんたん、iPhone 6s/6s Plusであれば「ヘイ、シリ」に続けて「○○○のラジオをかけて」と話しかければOK。それ以外のiOS 9対応端末は、ホームボタンを長押ししたうえで話しかけよう。なお、ロードノイズが激しいときは誤認識されがちなので、低速走行時や停車時に話しかけることがイライラしないコツだ。

操作手順をカンタン解説

1 Siriに「○○○のラジオをかけて」と命令すると、そのアーティスト/曲を基準にしたラジオステーションを作成、再生を開始してくれる。iPhone 6s/6s Plusの場合、「ヘイ、シリ」に続けて命令すればOK

2 ラジオステーションの選曲はジャンルや曲調が似通っているため、自分好みの曲を楽しみつつ知らない曲と出会うことができる

(提供:iPad iPhone Wire)