ドワンゴは15日、「闘会議2015」と「ニコニコ超会議2015」に関する発表会を開催した。

MCは夏野剛取締役

闘会議2015はゲーム実況とゲーム大会の祭典として、1月31と2月1日に幕張メッセで開催されるイベント。発表会では『マインクラフト』で作成された会場3Dマップが公開され、「任天道場」を始めとする各ブース・ステージの内容が発表された。

ニワンゴ杉本社長も登壇

闘会議担当の中野運営長

また、4月25日26日に開催を予定している「ニコニコ超会議2015」のロゴマークと協賛各社が発表になったほか、送迎バスツアーと入場券価格の詳細も公開された。まずは、今月末に開催を控えた「闘会議2015」の詳細から紹介していこう。

「闘会議2015」は、「ニコニコ超会議」から"ゲーム"ジャンルだけをピックアップして拡大したようなイベントである。会場は千葉県・幕張メッセ。ホール4、5、6を使用し、1月31日(10:00~18:00)と2月1日(10:00~17:00)の2日間にわたって開催される。

「ゲーム実況とゲーム大会の祭典」と銘打っている通り、会場の各ブース・イベントステージでは、ゲーム実況プレイやゲーム大会などが行われ、ニコニコ動画で人気のゲーム実況者なども多数出演する予定だ。

1月は闘会議。4月は超会議

発表会では、ゲームのイベントらしく『マインクラフト』で作成された会場の3Dマップが公開され、実際に会場を歩きながら各ブースの紹介が行われた。任天堂やセガ、スクウェア・エニックス、ソニー、バンダイナムコゲームス、ガンホー、コロプラ、mixi、LINEなどゲーム関連会社のブースがずらりと立ち並ぶ中、実況ストリートやゲーム実況ステージ、レトロゲームエリア、アナログゲームエリアなど、幅広いジャンルのブースが用意されている。

そのほかにもコスプレエリアでコスプレを楽しんだり、まるなげひろばで自分の好きなゲームを持ち寄って遊ぶといった楽しみもある。企業ブースでもユーザー参加型の企画や大会が多数行われる予定で、単なる展示や試遊に留まらないのが特徴だ。ユーザーが主体となる部分は、「ニコニコ超会議」から踏襲された特徴といえる。

会場マップはマインクラフトで作成された

ユニークなのは、「遊者(ゆうしゃ)のコミュニケーションツール」として用意された"勲章"制度。闘会議のブースを体験したり、ゲームで勝利したりすることでもらえるグッズで、星の数によりランク付けがなされている。例えばブースを体験するだけだと星1つ、ゲーム対決などで勝利すると星2つ、大会などで優勝すると星3つといった具合だ。発表会で現物が披露されたが、きちんと作られたピンバッジとなっており、質感もなかなかのもの。これは集めたくなりそうだ。

各ブースでゲームを体験すると勲章がもらえる

実物の質感はなかなかのもの

各ブースでの企画は非常に数が多く、とてもすべてを紹介することはできないので、詳細は公式サイトまで。ここでは主だった企画を紹介しよう。

まずは今回の特別協賛企業である任天堂ブース「任天道場」。『スーパーマリオブラザーズ』『みんなのリズム天国』など任天堂ゲームの腕前を競い合うユーザー参加型エリアとなっており、優秀な成績を収めたプレーヤーが道場主に挑戦。倒すことができれば豪華オリジナルグッズがプレゼントされる。なお、看板の題字はスタジオジブリの鈴木敏夫氏が手がけている。

注目の企画は「つなげ!兄弟の絆 ブラザーズリレー」。1985年にファミコンソフトとして発売され、世界中で人気となった『スーパーマリオブラザーズ』と、2013年に発売となった『ニュー・スーパールイージ・U』が、30年の時を超えて兄弟でたすきをつなぐリレープレイだ。要するに、「スーパーマリオブラザーズ」と「ニュー・スーパールイージ・U」を連続でプレイするタイムアタックなのだが、コンセプト的に親子で楽しめそうで面白い。

ゲーマーなら、ゲーム大会ステージで開催される真剣勝負も見逃せない。『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U 2on2 闘会議1DAYトーナメント』の優勝チームには、「2on2プレミアムファイト」の優勝チームとともに「ニコニコ超会議2015」にて行われる『スマブラ日米決戦(仮)』に日本代表として出場できる権利が与えられるほか、「TOPANGA 闘会議マッチ」では「ウメハラ」「ときど」「ボンちゃん」「マゴ」といった『ウルトラストリートファイターIV』の強豪プレーヤーによるエキシビジョンマッチが開催される。プロゲーマーの熱い戦いを間近で観戦しよう。

ゲーマーなら納得の顔ぶれ

親世代なら「レトロゲームエリア」にも注目だ。ファミコンゲームの裏ワザや隠しコマンドを体験できる「裏ワザ研究会」や、ゲーム年表、レア度の高いゲームの展示など、世代を超えて楽しめるブースになりそうだ。