みなさんこんにちは。お掃除会社ワンズコピーの佐和田久美です。今回は靴収納のコツについてお話をさせていただきます。

下駄箱や納戸などは、"使っているモノ"をしまう場所です。"使えるけど使っていないモノ"を詰め込んでおく場所ではありません。ここをしっかりと押さえましょう。

整理収納上手のためのステップ

①整理
使っているモノと使えるモノの区別をハッキリして、使っているモノだけにする。次の項目に当てはまったら、処分の対象です。

・履き心地が悪く履かない
・高かったからもったいなくて捨てられない
・靴ずれしてしまう
・いただきものだが、気に入っていない
・痛んでいる
・カビが生えている
・歩きづらい

②グループ分け
使っているモノだけになったら、ハイヒールやブーツ、運動靴などのグループごとに分けます。

③収納
グループごとに、使用頻度などを考慮し、取り出しやすく収納しやすい場所を、一足一足に決めます。

④見直し
せっかく片づけをしたのに"リバウンド"していないか、時々チェックします。使ったモノはもとの場所に戻し、増やさないこと。靴が1つ増えたら1つ処分するというプラスマイナスゼロの法則を心がけてください。新しい靴の購入時には、収納場所があるかを考えましょう。

収納場所が狭い場合の対策

それでも収納場所があまりに小さく納まらない場合は、以下の例を参考にしてみてください。

例: 普通に収納するとハイヒールが4足・ブーツが4足で、それ以上収納できない大きさの収納場所

①つま先とかかとを交互に向けて収納すれば、そろえた場合よりも多くの靴を入れられます。

②上に少しデッドスペースがある場合は、靴の箱の片面を切り抜けばペタンコ靴を乗せることができます。棚板などを作らなくても、通常の倍の靴が収納可能に!

③100円均一ショップなどでケースを購入。靴の底を重ねて収納します。探しやすい、取り出しやすい、しまいやすい、という便利な特徴があります。今回の収納場所では3足づつ、4ケース収納し、最終的には12足の靴が収納できました。ブーツは型崩れしないように、自立型のスタンドなどを使用しましょう。

④それでも納まらない場合は、げた箱の側面を利用しましょう。吸盤フックを側面に2個つけ、つっぱり棒を引っ掛けます。ハイヒールのかかとを棒に引っ掛け吊します。運動靴などのヒール部分がない物は、柔らかい針金などで結び棒に吊した洗濯バサミで留めます。

整理収納のポイントは「使っているモノだけにする!」です。ぜひ頑張って下さいね。

<著者プロフィール>
佐和田久美
1971年東京都出身
日本医学院歯科衛生士専門学校卒業
NPO法人日本ハウスクリーニング協会認定指導員
株式会社ワンズコピー代表取締役
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