近年は"専業主婦絶滅時代"とも言われ、女性自身も結婚しても働きたい・働くという覚悟を持つ風潮になりつつあります。では、結婚後もバリバリ働きたいと考える女性に最適なパートナーとは、どんな男性なのでしょうか。
■結婚前から約束を守ってくれている男性
「結婚したら家事を手伝うと言ってくれていたのに、結婚したらまったく手伝ってくれなかった」「一緒に子育てをしようと話していたのに、生まれたら自分の都合がいいときにしか面倒を見ない。仕事も家事も子育てもほぼ自分がしていてパンクしそう」。これらは筆者が既婚女性から実際に聞いたことがある不満の声です。
結婚前に宣言していた内容を、結婚後に変えるということは、約束を破っている状態とも言えます。約束を破る男性は、実は交際時にもその片鱗を伺わせているものです。相手に恋をする気持ちや「◯歳には結婚したい!」という焦りから、その現実を「まぁいいか」と流してしまっている女性も少なくありません。恋人と結婚を考えている女性は、冷静に彼の言動を振り返ってみることをオススメします。
■家事の手抜きに文句を言わない
「私と結婚したら、家事がおろそかになるときがあるかもしれない。それでもいいの?」これは結婚前にぜひ一度、パートナーにしてみてもらいたい質問です。勇気が要るかもしれませんが、結婚後はお互いの長所だけを見せ合って生活することは不可能です。できないことはあらかじめ「できない」と伝えておくことも必要なのです。質問に対して彼が少しでも難色を示したら、彼は仕事も頑張ったうえに家事もアナタにしてほしいという本音を隠し持っています。
事前に確認しておかなかったために結婚後の負担が大きくなりすぎて、正社員を辞めてパートになったという女性もいます。家事は完全に折半する夫婦は残念ながらまだ少ないため、結婚と同じく人生の土台となる仕事を揺るがさずに続けるために、忘れずに聞いておきましょう。
■感謝の気持ちを言葉にして伝え合える関係である
夫婦で家事を分担していたとしても、生活を共にすると仕事のストレスなどから「私が(俺が)こんなに頑張っているのに!」と、パートナーに対して不満がたまってしまうことがあります。不満がたまり続けるとケンカが増えるなど関係がギスギスして、仕事にも悪影響を与えかねません。
この事態を防いでくれるのが、こまめに「ありがとう」と言える夫婦関係です。結婚前からアナタは彼と、感謝の気持ちを言葉にして伝え合える関係を築けているでしょうか。最近伝えた・言われたエピソードを思い出してみるといいかもしれません。
今パートナーがいる人は彼に当てはめて考えて、これから見つける人はチェックポイントとして、記憶の片隅に入れておいてくださいね。
※写真と本文は関係ありません
著者プロフィール
内埜さくら(うちの さくら)
恋愛コラムニスト。1800人以上の人物取材の経験で磨かれた鋭い洞察力が武器。事務、販売、接客など数多くの職業を経験後、2004年にフリーライターとして活動開始。男性誌で約3年以上、恋愛やセックス特集を担当。ライター活動中に取得した心理カウンセラーになるために学ぶ必須項目の心理学と取材データを元に、処女作の「恋がガンガンうまくいく魔法のフレーズ80」(講談社)を上梓。「恋愛コラムニスト内埜さくらのブログ」も更新中。無料恋愛相談も実施中(休止中の時期もあるため事前に必ずブログを参照のこと)。